「お悔みメール」の書き方は? ポイントや注意点・例文を紹介
「お悔みメール」のポイントや注意点
親しい相手であっても、突然の悲しみで繊細な気持ちでいるに違いありません。
こんな時だからこそ、改まった気持ちで、相手に失礼のないメール内容にしたいものです。
ここでは、お悔やみメールを作成する上でのポイントや注意点について紹介していきます。
(1)お悔やみの言葉は短く簡潔に
お悔やみの言葉を伝える時は、短く簡潔に伝えることが大切です。
お悔やみの言葉の表現は「このたびは、心よりお悔やみ申し上げます」が一般的な表現です。
この言葉は会社の上司や友人、親戚など、どのような相手に対しても使うことができ、直接会って伝える時にも使える言葉なので、覚えてしまいましょう。
(2)言葉遣いに気を付ける
会社関係の相手に対してはもちろんですが、普段敬語を使って話すことはない友人でも、以下の一例のように、お悔やみの言葉を伝える時にはきちんとした敬語(尊敬語・謙譲語・丁寧語)を使いましょう。
例
・お父さん ⇒ お父様、お父上
・お母さん ⇒ お母様、お母上
・旦那さん ⇒ ご主人様
・奥さん ⇒ 奥様
・聞いて ⇒ 伺って
「忌み言葉」はタブー
お悔やみの言葉を伝える時は、死や苦しみなど生死に関わる言葉や不吉な言葉、重ねる言葉・繰り返す言葉などの「忌み言葉」を使わないようにします。
忌み言葉の例:重ね言葉、繰り返す言葉
・わざわざ
・重ね重ね
・ますます
・くれぐれも
忌み言葉の例:生死に関わる言葉
・亡くなる
・死去
・急死
忌み言葉の例:不吉や不幸を連想させる言葉
・切れる
・離れる
・降りる
・消す
・別れる
・終わる
相手の負担を配慮した一文を入れる
不幸があったばかりの相手には、気持ちなど何事にも負担を掛けない配慮が大切です。
亡くなった理由を聞いたり、詮索したりするのはマナー違反です。返信を求めたり、自分の気持ちばかり一方的に伝えたりするような内容も避けるようにします。
返信の負担を掛けたくない時は、「返信不要」の旨を伝える言葉を添える事も必要です。文章の末尾に「ご返信は不要でございます」と添えるのが良いでしょう。