リーダーの役割とは。周りから評価されるリーダーの条件
新米リーダーが突き当たる3つの課題
リーダーには誰もがなれますが、最初は皆同じような課題にぶつかるもの。そこで、新米リーダーがぶつかる、典型的な3つの課題をご紹介します。
(1)メンバーに任せられず全部自分で背負いパンクする
新米リーダー「あるある」は、メンバーに仕事を任せられず、自分で背負い過ぎてパンクすること。チームの中には新卒1年目やプロジェクト未経験者など、成長をじっくり待たねばならない人がいます。
新米リーダーはここで「私がやるね」と巻き取り、プレイヤーになってしまうのです。最初はどうにか回りますが、いつか(肉体的に)倒れる日が来ます。
(2)自分の成果と比較して怒り、チームのモチベーションを下げる
リーダーは大抵、職場で業務経験が最も長い人が担当します。ですから、他のメンバーは自分よりできなくて当たり前なのです。
ですが、新米リーダーは「何で私がやるよりこんなに下手なの?」と怒ってしまいます。そして、部下が落ち込んだり、モチベーションを下げて離職してしまったりする原因を作ります。
(3)部下の味方をし過ぎて経営陣にたてつく
リーダーの難しさは「部下の味方」であり過ぎてもいけないところです。部下が会社の理不尽に怒ろうとも、その理不尽なルールは「何らかの合理的な背景があって会社に生まれた」可能性が高いものです。
そこで部下の味方になり経営陣にたてつけば、待っている未来は「リーダーからの降格」だけとなります。