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現代のリーダーシップとは? 定義と6つの種類、身につける方法

トイアンナ

リーダーシップを身につける方法

では、どうやったらリーダーシップを身に付けることができるのでしょうか。

(1)リーダー経験とは別物だと考える

リーダーシップを身に付けるには、考え方を変えることから。

まずは「〇〇団体でリーダーを務めた」ことをリーダーシップと考えるのをやめましょう。就活生に多い誤解ですが、リーダーを務めることと、リーダーシップには何の関係もありません

平社員でもリーダーシップは発揮できますし、面接ではそれが評価されます。

(2)「その場に足りない役割」を考える

リーダーシップを身に付けたければ「その場に足りない役割」を考えてください。目的をかなえるために、今どんな役割が不足しているのか。それを理解したら、リーダーがその役を補填します。

「今、スケジュール全体を見ている人がいないと思って進行表を作ったよ。これに基づいて全員に締め切りの48時間前と24時間前にメールでリマインドする仕組みを作ってみるね」

「今、実際に手を動かせる人がいないよね。俺がその仕上げはやるから大丈夫。安心して企画に集中してほしいんだ」

「〇〇さんが休み? じゃあ買い出しが足りないよね。私、行ってくるから調達リストだけもらえる?」

こんなふうに、自分の役割を固定せず目標をかなえるため必要な役割を担いましょう。それだけでも、リーダーシップを大きく発揮できます。

リーダーシップを磨こう

ここまで、リーダーシップの定義と身に付けるコツを解説しました。

リーダーシップを身に付けるのは、楽な仕事ではありません。「なぜ自分だけここまでやるのか」と自問自答する方もいるでしょう。

だからこそリーダーシップは、一部の人が持つスキルとして就活や面接で重宝されてきたのです。

キャリアのため、自分のためで構いません。あなたは、その一部を目指しませんか?

(トイアンナ)

※画像はイメージです

※この記事は2020年07月07日に公開されたものです

トイアンナ (コラムニスト)

1987年生まれ。慶應義塾大学卒業後、P&Gジャパン、LVMHグループにてマーケティングを担当。2015年にライターとして独立し、その後編集プロダクション「WERITE」を設立。「書く」プロフェッショナルとして、企業サイトの制作、オウンドメディア運用、SNS運用代行などを幅広く手掛ける。ライターとしては5,000人以上の人生相談に携わった経験をもとに「人事採用・婚活・医療」分野で主に執筆。著書に『改訂版 確実内定』(KADOKAWA)、小説『ハピネスエンディング株式会社』(小学館)など。

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