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焦燥感の意味や使い方は? 原因&心理学を用いた対処法8つ

高見綾(心理カウンセラー)

焦燥感に駆られる8つの原因・理由

なぜ私たちは焦りを感じるのでしょうか。焦燥感の原因を解説します。

(1)やるべきことに追われている

仕事や家のことなど、やるべきことがたくさんあって、時間に追われているときは焦燥感を覚えるものです。

締め切りがあるのに仕事が終わっていなかったり、トラブルが起きたりして対応に時間を取られていると焦りに拍車がかかります。

(2)やるべきことはあるのに、やる気が出ない

目の前にやるべきことはあるものの、「やりたくない」「全然やる気にならない」とき、私たちは焦りを感じます。やることは分かっているのに、動けない自分に対してイライラしてしまうのです。

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無気力になってしまう原因や、やる気を出す方法などについて紹介します。

(3)プレッシャーを感じている

周りからの期待に応えたい、むしろ応えなければならない、といったプレッシャーがあるときも焦りを感じます。

設定しているハードルが高過ぎると、「今の自分にできるだろうか」と、不安な気持ちが生じやすくなります。

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仕事のプレッシャーやストレスと向き合う方法を紹介します。

(4)想定外の事が起きた

自分の思う通りに進められるときはいいですが、想定外のトラブルが起きたときに冷静さを失ってしまう人は多いです。自分が対応できる範囲を超えていると思うと、焦ってパニックになってしまいます。

(5)理想と現実にギャップがある

例えば「30歳までに結婚」「恋愛も仕事も充実している私」というように、理想の自分を思い描いていていたのに、現実との間にギャップがあるときも「こんなはずじゃなかったのに」「なんでうまくいかないの」と焦りを感じます。

(6)周りと比べ過ぎている

「周りはどんどん彼氏ができているのに、私だけまだいない」というように、置いていかれたような気分になったときや、「なんで私だけうまくいかないんだろう」と将来に対する不安が芽生えたときは焦燥感に駆られやすくなります。

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周りと比べて落ち込んでしまうことはありませんか? 他人と比べてしまう心理の原因と対処法について詳しく解説します。

(7)不安を煽る情報に触れている

テレビやネットなどで「こんなに恐ろしいことが起きました」などの不安や恐れを煽る情報にたくさん触れていると、「どうしよう」「怖い」と不安に飲み込まれてしまうことがあります。

(8)将来に対する漠然とした不安がある

自分の将来に対する漠然とした不安や恐れがあるけれども、こうなりたいという具体的なイメージが無いときは、「このままでいいのかな」と気持ちばかりが焦ってしまいがちです。

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具体的に悩んでいることを聞かれるとパッとは出てこないけれど、常に不安がつきまとう……。そんな「漠然とした不安」を解消する方法を紹介します。

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