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流されやすい人の特徴とは? 性格の短所と改善方法

秋カヲリ

流されやすい性格を改善する方法

最後に、必要な時に自分の意見をしっかり主張できるよう、流されやすい性格を改善する方法をご紹介します。

簡単な方法なので、ぜひ取り入れてみてください。

(1)小さな目標達成を積み重ねる

自尊感情を高めないと自分の意見を主張できず、流されやすい状態になってしまいます。

まずは、小さな目標をクリアして、少しずつ成功体験を積み重ねていくことで自尊感情を高めましょう。いきなり大きな目標を立てずに、小さな目標をコツコツ達成することが大切です。

(2)自分の気持ちを素直に伝える

周りに流されやすい人は、自分の気持ちを抑圧して表に出しません。波風を立てないためにあえてそうしているわけですが、実際には本心が見えず「何だか距離があるなあ」と思われてしまうことも。

相手と仲良くしたり距離を縮めたりしたいなら、流されるのではなく自分の気持ちを素直に伝えて自己開示した方が効果的です。

相手と意見が一致しないといけないという固定概念を、まずはなくしましょう。

(3)相手の発言を受け入れてから意見を言う

周りと違う意見を持っていても、衝突を恐れて本音を伝えないまま同調し流される人がよくいます。しかし、流されやすい性格を改善するには、やはり自分の意見もしっかり伝えねばなりません。

「確かにAも良いね。ただ、こういう理由でBも良いと思うんだけどどうかな?」と相手の意見を受け入れてから自分の意見を伝えれば、相手と衝突せずに前向きな会話ができます。

(4)独自の意見も評価されると知る

流されやすい人は、周りと違った意見を持つと否定されると考えがちですが、実際には独自の意見を主張する人が評価される可能性もあります。

他人に合わせてばかりだと、あなた自身の可能性を潰してしまうことになります。あまり他人の尺度で考えすぎずに、自分の考えもさまざまな意見の中の一つとして素直に受け止めてみましょう。

(5)一人で考える時間を作る

多数派の意見や行動に従う人は、自分で考えない癖が付いています。周りから好かれたい、認められたいという思いばかりが先行し、自分がどうしたいかが分かっていないのです。

まずは一人で考える時間を設け、自分の考えをまとめましょう。そうやって自分で考える癖が付けば自分の意見を持てるようになり、少しずつ流されにくくなります。

他人軸ではなく自分軸で生きるために

流されやすい人は多種多様な人と仲良くできますが、ある程度仲良くなると「自分の意見がない人だなあ」と思われてしまうことも。精神的に自立して、他人に左右されずに自分の意見を主張できるようになった方が、これからの人生がきっと生きやすくなります。

自分で考える時間を作り、相手を受け入れながら自分の意見も伝えられるようになりましょう。

(秋カヲリ)

※画像はイメージです

※この記事は2020年06月05日に公開されたものです

秋カヲリ (心理カウンセラー)

心理カウンセラー・文筆家・動画クリエイター取材メディア「スター研究所」編集長。
1990年生まれ、都内在住。広告、取材、コラムまで多数執筆。
ベビーシッターを活用してバリバリ働く一児の母。

Webサイト:https://hagitaro1010.wixsite.com/writer
Twitter:https://twitter.com/hagiwriter
note:https://note.mu/hagitaro1010

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