突然ですが、
「てかさ、そもそも付き合うって何?」
とかなんとか考えたことはありませんか。
例えば、恋がもう一步でうまくいかなかったり、長らく恋愛できていなかったりするときなんかに。そもそも付き合うって何なの──なんて考えてしまいますよね。
今回のテーマは「付き合うって何?」です。ちょっと根っこの部分から考えてみるとしましょうぜ。
■付き合うとはどういうこと? 10の定義
まずは「付き合うとはどういうことかの定義」を考えます。
もちろんある種のステレオタイプも含んでいるかと思います。話半分で聞いてください。いろんな関係に悩んでいる貴女の参考になればと思います。
◇(1)告白してOKをもらった
一番分かりやすいパターンだと思います。
言葉でOKをもらえていれば「付き合っている」といえるでしょう。
当たり前のことに感じるかもしれませんが、これがなくて不安でいる女性も大勢います。忘れてはならないファーストステップです。
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◇(2)二人だけの時間がある
付き合うとは「二人だけの時間」を持つということ。
家族でも、友人でもなく、気心の知れた、特別な二人だけの時間。いわば「二人だけで会えているか」ということでしょう。
◇(3)二人だけのノリがある
二人だけで育んだ空気感があるかどうか。
付き合うとは、二人の間だけの笑いや話題、テンポが生まれるということ。話をしていない時の沈黙でもかまいません。そのノリが二人だけのオリジナルになるのですね。
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◇(4)互いに好きであること
シンプルにこれも大事です。
互いに恋愛感情を抱いていること。もちろん友情や親愛や尊敬の情に近いケースもあるでしょう。互いにポジティブな感情があるかどうかです。
◇(5)「付き合ってるよね」に「うん」が返ってくること
いつ質問しても、このように答えが返ってくること。
当たり前の話ですが、この言葉にするということが本当に難しいのですね。男女にはいろいろあるから。子どものころに想像できなかったほどに。付き合っていれば、こう返事が返ってくるはずだと。誰しも知ってはいるんですけどね……。
◇(6)キスや体の関係がある
もちろんこれもあります。
これぞ(いろいろ反対意見があるのは分かっていますが)付き合っていないとできないことの代表格かもしれません。あくまで。世間一般的に。うん。それ以上言うな。
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◇(7)互いが関係性に曖昧さを感じていないこと
どちらも関係に疑問を抱いていないこと、ともいえるでしょうか。
どちらかが「この関係って何……?」と感じた時点で、100%、付き合っているとはいえないのかもしれません。少なくとも確認は必要でしょう。
◇(8)他の異性にアプローチをしない
金メッキで印字したいくらい重要なことです。
なんといっても(これにもいろいろあるのは承知の上ではありますが)他の異性に走らないというのが絶対のはずではありませんか。付き合うとは、そういう約束のことでしょう。
◇(9)話し合えること
これは「理想の付き合うとは」の定義になるかもしれません。
うまくいっているカップルは、価値観が同じなのでも、ケンカしないのでもありません。何があっても話し合えているのですよ。
◇(10)周りに紹介できること
もちろん二人とも、です。
どちらともに、お互いを、周りの人間関係に「恋人だ」と紹介できるならという意味です。それは付き合っている強力な証明になるでしょう。後ろめたいことがないというわけですから。
逆にいえば「よく考えたら周りに紹介してくれてない」は注意ポイントかもしれません。
■なぜ「付き合う」必要があるのか
それはもう「ずっと一緒にいたいから」としか言いようがありません。本能ですよ。
とはいえ他の関係と比べると分かることもあるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
◇恋人と友達の違い
それでは「恋人と友達」では何が違うのでしょうか。
☆お互いの心持ち
恋人は「愛情の相手」であり、友達は「友情の相手」です。
それぞれエネルギーが違うものなのです。ちょっと複雑な言い方をすると、その関係に対して、使う感情の種類が違うのですね。
もちろん愛情のような友情もあれば、友情のような愛情もあります。あくまで原則的に、というイメージです。
☆実際にできることの違い
行動に注目しても違いは分かるでしょう。
できることや、することが異なります。大体の手をつなぐ以上のことは、まあ、恋人にしかしませんよね。
心は見えませんが、行動は見れます。ある意味、分かりやすい基準だともいえます。
☆二人の近さ
距離感、という意味です。
友人は何人作ってもいいですが(一人ひとりかけがえのない存在なのはもちろんです)恋人は一人だけです。世界で唯一の存在なのです。
例えば、貴女がパーティーをしたとしましょう。
みんな(友人たち)が帰ったあとで部屋に残っているのは、恋人ですよね。気を許せる特別な存在だから。それが恋人にしか出せない「近さ」なのです。
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◇付き合うと結婚の違い
次に「付き合うと結婚」の違いを考えてみましょう。
☆お互いの心持ち
大きな違いは「覚悟の有無」でしょう。
結婚とは「あなたと一生いますよ」という社会的な契約(約束)です。お互いの人生に責任感をもって、生きることになります。ピリッとしたものがあるわけですね。
もちろん恋人関係に「責任や覚悟」がないというのでありません。その度合いが社会的に強くなるということです。
☆実際にできることの違い
結婚は制度です。
付き合っている時と劇的にできることが変わるわけではありません。そういう意味では、結婚すると、できることではなく、立場が変わるといった方が正しいかと思います。既婚者という立場になるわけですね。
そして社会は相応のふるまいを要求するわけです──良くも悪くも。
☆二人の近さ
私の主観になりますが「現実的な未来を考える」度合いが強くなるのだと思います。
極論ですが「現在の楽しさ」を優先できる恋人関係に比べて、やはり結婚は「これから二人でどう生きていくか」を考えざるをえないでしょう。運命共同体なのですから。
その絆は未来に向かって、より強固なものになるわけですね。
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◇付き合う意味がわからない人へ
付き合うとは「男女でペアを組む」ようなものです。
付き合うということは、「恋人同士だからこそできること」をする特権を、相手に与えることでもあるといえるでしょう。
しかし「付き合う」といっても、付き合うという道を選ぶ理由は人によってもさまざまあります。
付き合う意味がわからないという方は、以下の記事で、人によって異なる「付き合う理由」をチェックしてみてはいかがでしょうか。もしかしたら、その意義を見出すきっかけになるかもしれません。
参考記事はこちら▼
■付き合うのに告白は必須なのか問題
いろんな意見があると思います。
大人や海外の恋愛事情では、特に「告白しなくても恋人になる」という価値観もあると聞いたことはあるでしょう。
しかし私としては告白のタイミングでなくてもいいので、どこかで「付き合ってるよね?」と言葉で確認を取っておくべきかと思います。
ここは海外ではないし、言葉にしないことを利用する悪い男もいるから。関係性は目に見えません。だからこそ言葉くらい聞いておかないと不安じゃないですか。
これも(臆病すぎかもしれませんが)幸せな恋をするコツだと思います。
◇「私たち付き合ってる?」を確認するには
重くない方法で確認したいところですよね。
とはいえ「これって付き合ってるんだよね?」とストレートに聞く方法をおすすめします。大事なことですから。むしろ、これ以外のまわりくどい方法は必要ありませんよ。
もちろん重くなる必要はありません。
要は尋ねる時の空気感の問題です。深刻になる必要はありません。しかし多少の真剣さは必要でしょう。相手にも伝わりますから。本心を聞けるでしょう。
夕食の後にでも、珈琲を入れて、さらりと尋ねてみてはいかがでしょう。
参考記事はこちら▼
◇付き合う前のデートですることは?
互いの意思を確認するためにも、デートは必須ですよね。
付き合う前のデートでは、関係を進展させるためにも、お互いが探り合いをしている序盤でも受け身にならずに自分から提案するのが大切です。
付き合う前のデートのポイントの詳細については、以下の記事もチェックしてみてください。
参考記事はこちら▼
◇好きな人と付き合う方法は?
好きな人と付き合うためにも、例えば以下のようなポイントを意識してみるのはいかがでしょうか。
*
・物理的な距離を近づけて会話をする
・こまめに連絡を取る
・相手の好みを研究する*
詳細は以下の記事もチェックしてみてください。
参考記事はこちら▼
仮に都合の悪い真実が見えたとしても
「私たち、付き合ってるんだよね?」
この質問をするのが怖いのは分かります。
しかし、くれぐれも後ろめたい質問をしているわけではない、ということだけは分かってほしいのです。
ただ関係性について、尋ねているだけなのですから。もし本当に付き合っているなら、イエスと答えてくれるはずです。なんの疑問もないといった顔で。それだけの話です。
ただ都合の悪い真実が見えてしまうこともあるかもしれません。
どうか、それでも後悔はしないでください。それは貴女が幸せになるために必要なことだったのですから。
貴女に幸せが舞い降りるように祈っております。
(浅田悠介)
※画像はイメージです
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