付き合うって何? チェックしたい10の定義
付き合うとは何か、大人になるにつれ分からなくなっていませんか? 恋愛コラムニストの浅田悠介さんと一緒に「付き合うの定義」について考えます。
突然ですが、
「てかさ、そもそも付き合うって何?」
とかなんとか考えたことはありませんか。
例えば、恋がもう一步でうまくいかなかったり、長らく恋愛できていなかったりするときなんかに。そもそも付き合うって何なの──なんて考えてしまいますよね。
今回のテーマは「付き合うって何?」です。
ちょっと根っこの部分から考えてみるとしましょうぜ。
なぜ「付き合う」必要があるのか
それはもう「ずっと一緒にいたいから」としか言いようがありません。本能ですよ。
とはいえ他の関係と比べると分かることもあるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
恋人と友達の違い
それでは「恋人と友達」では何が違うのでしょうか。
お互いの心持ち
恋人は「愛情の相手」であり、友達は「友情の相手」です。
それぞれエネルギーが違うものなのです。ちょっと複雑な言い方をすると、その関係に対して、使う感情の種類が違うのですね。
もちろん愛情のような友情もあれば、友情のような愛情もあります。あくまで原則的に、というイメージです。
実際にできることの違い
行動に注目しても違いは分かるでしょう。
できることや、することが異なります。大体の手をつなぐ以上のことは、まあ、恋人にしかしませんよね。
心は見えませんが、行動は見れます。ある意味、分かりやすい基準だともいえます。
二人の近さ
距離感、という意味です。
友人は何人作ってもいいですが(一人ひとりかけがえのない存在なのはもちろんです)恋人は一人だけです。世界で唯一の存在なのです。
例えば、貴女がパーティーをしたとしましょう。
みんな(友人たち)が帰ったあとで部屋に残っているのは、恋人ですよね。気を許せる特別な存在だから。それが恋人にしか出せない「近さ」なのです。
付き合うと結婚の違い
次に「付き合うと結婚」の違いを考えてみましょう。
お互いの心持ち
大きな違いは「覚悟の有無」でしょう。
結婚とは「あなたと一生いますよ」という社会的な契約(約束)です。お互いの人生に責任感をもって、生きることになります。ピリッとしたものがあるわけですね。
もちろん恋人関係に「責任や覚悟」がないというのでありません。その度合いが社会的に強くなるということです。
実際にできることの違い
結婚は制度です。
付き合っている時と劇的にできることが変わるわけではありません。そういう意味では、結婚すると、できることではなく、立場が変わるといった方が正しいかと思います。既婚者という立場になるわけですね。
そして社会は相応のふるまいを要求するわけです──良くも悪くも。
二人の近さ
私の主観になりますが「現実的な未来を考える」度合いが強くなるのだと思います。
極論ですが「現在の楽しさ」を優先できる恋人関係に比べて、やはり結婚は「これから二人でどう生きていくか」を考えざるをえないでしょう。運命共同体なのですから。
その絆は未来に向かって、より強固なものになるわけですね。