「自分を律する」ことの意味&人生がうまくいく5つのメリット
うまく自分を律する5つの方法
ここからは、すぐにできる自分を律する方法をいくつかご紹介します。
先ほどお伝えした通り、自分を律するためには感情をコントロールしつつ、なるべくストレスを感じないようにすることが重要です。
今回は、感情のコントロールの仕方やストレス解消法の両方からアプローチしますので、参考にしてください。
(1)一日1回 、瞑想の時間を持つ
ストレスが溜まると、あれこれ悩み始めて気持ちがパンパンになってしまうものです。そんなときに瞑想の時間を持つと、気持ちを落ち着けつつ、脳を休めることができます。
やり方はとっても簡単。姿勢を整えて目をつむり、呼吸に意識を向けるだけでOKです。5分程度でも気持ちが安定するなどの効果があります。
(2)ルーティンを決める
自分をストレスから守るためのルールをあらかじめ決めておきます。すると、気持ちが乱れたときの強い味方になってくれます。
例えば、「寝る前20分は、癒しの音楽をかける」「帰宅したら好きな香りをかいで、スイッチを切り替える」「イライラしたときは、対象の人から物理的な距離を取る」など。
日頃からルーティンとしてやるようにするといいですね。
(3)「思い通りにならないことはあるもの」と考えておく
私たちが不満を持ったり怒ったりするときは、自分の思い通りになっていないときがほとんどです。
でも、多くの人たちと関わりながら生きているので、思い通りにいかないことは日頃たくさんありますよね。
「まぁ、そういうことってあるよね」と思っておく方が、冷静に対処できるようになります。
(4)自分を客観的に見る
感情に飲み込まれると、ストレスを感じやすくなります。
「今、私は怒っているな」「私はあの人から〇〇と言われたことが嫌だったんだな」と自分を客観的に見る癖を付けておくと、感情から距離が取れるので、それだけでもストレスが軽減されます。
(5)こだわりを手放す
こだわりは自分を成長させてくれる面もあるので、それ自体が悪いわけではありませんが、こだわり過ぎることでそれがストレスになることもあります。
例えば他人に対して「こうしてほしい」と期待していることがあれば、手放した方が良いでしょう。「そうなったらうれしいけど、そうじゃなくてもOK」というくらいのゆるさがあった方がうまくいきます。
あなたの精神力を10の質問で診断します。
自分をコントロールする術を身に着けて
人間関係においてストレスを感じやすい人には一定の心理的なパターンがあります。
自分を知り感情を上手に扱うことができるようになると、周りの物事に振り回されることが減り、穏やかに過ごせるようになりますよ。
最初は難しく感じるかもしれませんが、それが習慣になり、いずれ生き方のレベルにまでなってくれば、むしろメリットがたくさん感じられるでしょう。
(高見綾)
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※この記事は2020年04月21日に公開されたものです