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「自分を律する」ことの意味&人生がうまくいく5つのメリット

高見綾(心理カウンセラー)

自分を律することが難しい4つの理由

自分を律することが大切だと分かっていても、実際に取り組もうとするとできない場合も多いもの。自分を律することができない人の心理的な要因を紹介します。

(1)目先のことに捉われやすい

自分を律するためには、中長期的な視点が必要です。ところが、何か起こったときに目先の喜怒哀楽に振り回されてしまう人は、自分の感情を上手に扱うことができません。

(2)気が散りやすい

心の中が散らかっている人に多いですが、昔のことを思い出してイライラしたかと思ったら、次に将来のことを考え始めて不安になったりして落ち着きません。

あちこちに意識が飛びやすく、集中することが苦手です。

(3)目標に対して、本気ではない

何か目標を決めたとしても、心の底からその目標を達成したいと思っていないと、「まぁいいや……」で済ませてしまい、自分を律することは難しくなります。

(4)逃げ癖がある

自分自身を受け入れることができないと、都合が悪くなったときに逃げてしまいます。

特に「自分には無理だ、できない」という思い込みが強い人は、目先の楽な方を選びやすくなります。

上記でご紹介した通り、自分を律することができない理由には自身の感情が大きく関わってきます。

感情 がうまくコントロールできないことでストレスを感じ、それによってさらに自分を律することが難しくなっていくのです。

次ページ:うまく自分を律する5つの方法

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