鬼電する人の心理とは? 危険サインの見分け方と対処法
鬼電する人の心理状態
では、こうした衝動性が抑えられない人はどのような心理状態なのでしょうか。相手が負担になるほど電話をかけてくる理由を探っていきます。
(1)不安性
鬼電をする人の多くは不安性の性質を持っています。つまり、電話をかける時点ですでに不安感情が根底にあるのです。
ここへ「電話に出ない」という状態が加わると、その不安は雪だるま式に増していきます。
(2)猜疑心
これは鬼電をする相手が恋人である場合で、かつ過去に浮気の前科があるときに生じやすい感情です。
「電話に出ないということはまた浮気をしているのではないか?」という疑いの心理です。
(3)嫉妬
恋人が異性の友人と出かけたり、異性も混在する食事会などへ参加したりするときなど、嫉妬対象と過ごしている場合に生じやすい感情です。
前述した猜疑心は恋人の言動に対して湧く感情ですが、この嫉妬心は恋人に接近している人物に対して湧き上がります。
(4)怒り
「なぜ自分からの電話に出ないのか→出てしかるべきだ」という感情が怒りです。
これは相手との日頃の関係性に上下があり、自分が上だと感じている人に出やすい心理。怒りには攻撃性があるため、最も鬼電につながりやすい感情であるといえます。