鬼電する人の心理とは? 危険サインの見分け方と対処法
相手の気持ちをなだめるコツや対処法
鬼電をかける心理の裏には、不安や嫉妬の感情があるということ。
その心理は理解できるものの、日常生活に支障をきたしたり、心への負担を感じたりするならば、何とかうまい距離感を作りたいところです。
不安でいっぱいになっている相手をなだめるには、どんな対処が有効なのでしょうか。
(1)許可する
鬼電の根本感情は不安です。
そして、不安は「○○してはいけない」という禁止令を出されると倍増します。つまり「電話が多すぎるからもうしないで!」というのは逆効果。付き合っていきたいのであれば、禁止令より許可を与えてあげましょう。
「今日は22時までは電話に出られないけどそれ以降なら大丈夫だよ」といった感じです。すると相手は「22時になったら話せる」という許可が出ることで安心します。
(2)愛情は言葉でしっかり伝える
鬼電してしまうタイプには愛情をはっきりと、言葉で伝えることが大切です。態度で分かるよね、照れ屋だってことは知ってるよね、などといった気持ちは捨てましょう。
「愛している」「好きだよ」「安心して大丈夫」など具体的な言葉で伝え続けてください。
(3)スケジュールを伝えておく
安心感を与えることも非常に大切です。相手がどこで何をしているのかを想像することができれば安心感が生まれますので、スケジュールを伝えてあげましょう。
最近はお互いのスケジュールを共有できるアプリなどもあります。そうしたものを利用することもおすすめです。
(4)留守番電話を残してもらう
鬼電をする人は「今、リアルにつながりたい」と思っています。これはソフト(無形のもの)を求める心理です。
しかし、電話というハード(有形のもの)に向けて話すという作業は無機質で、鬼電をする人が求めている心理とは逆になります。
留守番電話への録音は相手の心をより求めていない方向へ向けさせることになり、それが結果として衝動性をクールダウンさせる要素となるのです。
頻回な着信に疲弊している場合は「着信だけを何度残しても折り返しはしないから。必ず留守番電話に用件を残して」と伝えてしまってもいいでしょう。
(5)電話を拒否する
これは別れを意識しての最終手段です。前述しましたが、ストーカー規制法など法的措置を取る場合にも、前提として「拒否を伝えているにもかかわらず」という条件があります。
いきなりの着信拒否は相手を逆上させる恐れがあるのでNG。別れを意識するくらい着信に疲弊しているのであれば、「電話は拒否する」という意思をはっきり伝えましょう。
鬼電を減らすには「安心感」がカギ
記事を読んで、正直「鬼電をする相手って面倒くさい」と思われてしまった方もいるのではないでしょうか。
確かに鬼電をしてしまう人には、強い見捨てられ不安があることが多く、この不安に寄り添うことは根気を必要とします。
しかし、不安を取り除き、安心を与えてあげることで改善する可能性はあります。
自分の心を疲弊させてまで付き合う必要はありません。しかし、今回の対処法もぜひ参考にしていただき、お互いが心地良い距離感を保てる関係性を築いていってください。
(小日向るり子)
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※この記事は2020年03月27日に公開されたものです