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仕事で怒られる人の特徴とは? 原因と対処法

ぱぴこ

仕事でいつも怒られる人にはどんな特徴や共通点があるのでしょうか。外資系OLコラムニストのぱぴこさんが、怒られやすい人の3つのパターンと、原因・対処法を教えてくれました。

「仕事で怒られてますかー!?」「怒られてまーす!」

こんな猪木な問答をしてみても、気分も晴れない、心も重い、笑顔は皆無になるのが「毎日仕事で怒られる」状況です。

私は今まで営業職の経験がないため、「お前今日数字いってんのか!」「いついくのか!」「いつまでにやるのか!」と毎日詰められた経験はありませんが、耐えられそうかというとたぶん無理です。

仕事で怒られる人の特徴3つ

生粋の「怒られマニア」でなければ、基本人は怒られたくはありません。そもそもなんで怒られるんだっけ? その原因ってなんだっけ? という部分を確認しましょう。

「仕事で怒られる人」というと、ほぼイコールで「仕事ができない人」と結びつきます。

ただし、この「仕事ができない」というのはクセモノで、どんな仕事でもスーパースターになれる人がまずいないように、どんな仕事でも全然できないという人もいません。

そのため、組織文化や仕事の質による部分はありますが、私の周りでよく怒られていたなぁ……という人たちを思い浮かべてみると大きく3パターンに分けられます。

(1)「報連相ができない、苦手、へたくそ」パターン

怒られが発生する中で最も多いのがこのタイプではないでしょうか。

そもそも報告や連絡が苦手で滞る、一応はするものの的を射ないために受け手がイライラする、報告内容が間違っている人は、まず間違いなく怒られます。

また、これができないと「ひとりで任せることができない」という心象を与えてしまうため、大変厄介です。

(2)「クイック&ダーティが苦手」パターン

「3日かけて9割以上の品質を出すよりも、半日で6割程度の品質を出すほうが評価が高い」仕事というのは意外とあります。

若手は特に「きちんとやらねば」と悩む・迷ってしまい、無駄に抱える→上司から「あれどうなってんの?」と言われた時にも完成度が6.5割程度で「上司から見て時間と完成度が比例していない」状況が生まれます。

仕事もしているし、真面目に取り組んでいるのに「いまいちだよね」という評価を受けてしまう人は、「適切な粒度の理解」が追いついていないことが多いです。

(3)行動に単純に問題がある

遅刻癖がある、お客様にタメ口、態度が悪い……などで怒られることはマレにあります。

遅刻やタメ口までいくと一発アウトですが、「本人はそのつもりがないのに、態度が悪く見え、お客様や上司などからの不興を買う人」です。

本人に自覚がないが故に繰り返してしまい、「怒られるというより怒らせる人」となっている人は、レアキャラですが存在します。

仕事で怒られる主な理由や原因

大きく3パターンを見ましたが、もう少し「怒られる」原因を考えてみましょう。

(1)仕事が遅い

仕事が遅い人は「なんで終わってないの?」という理由で怒られてしまいます。

これは明確に期日があるものの場合と、「やっといて」と雑に振られたものの優先度を確認できておらず「なんでやっていないの!?」と怒られるパターンがあります。

(2)求められているものとズレた仕事をしている

「ちょっとまとめておいて」と言われ、エクセル集計をするだけでよいはずが、なぜか壮大なマクロを組んでいて終わらない……。かつ、そのマクロのロジックもおかしくてメンテナンスが難しい……。

このような場合、一度はよくても何度も繰り返すと「言われたことだけやってくれ」という形で怒られます。

(3)言われたことができていない

指示されたことができていない、終わらないのも怒られる原因です。

「Aを終わらせて」と言われたのに、なぜかBが終わっている。

数度ならばケアレスミスで済みますが、何度もやればそれは怒られます。

(4)仕事が終わっていないのに帰る

お願いした仕事の期限もわかっているのに、なぜか帰る。そして次の日に聞くと「終わっていません」と言う……。

ここまでくると「別の世界の人か!?」となりますね。

(5)不正確な情報を吹聴する

報連相ができない人は怒られると書きましたが、「事実と違う理解を周囲に吹聴する人」は様々な面から怒られる結果になります。

事実関係の確認や、修正・訂正をしなくてはならなかったり、言ったことによって軋轢が生まれたりが繰り返される人は最悪クビが飛びます。

仕事で怒られるときの対処法とは

怒られるのには原因があります。まずはその原因が自分が思い当たることなのか、それともまったく意識していなかったことなのかを切り分けましょう。

思い当たることならば、対処するための打ち手を考えましょう。

意識してなかった場合は「無意識」にやっていることで怒られているため、まずは認知することが重要です。

これは、先輩や上司に都度指摘してもらうなど、「直したい」という意思を示して、期間を決めてトレーニングするのが効果的です。

仕事で怒られる理由をひも解いてみよう

仕事で怒られると自分に原因があるのでは? と悩む人が大多数だと思います。

しかし、実態は環境や「怒る人」側に原因があることも……。パワハラを我慢して心身に不調が出ては大変です。

理不尽な怒りの矛先なのでは? と思う場合は以下のような対処をしましょう

1.周囲の人への相談
2.証拠のメールや言動を集める、指示されたことはメールで確認
3.人事・総務へのエスカレーション
4.異動・転職

「怒られる」と萎縮してしまいますが、振り返ったうえで必要な対処をしましょう。今回は以上です。

(ぱぴこ)

※画像はイメージです

※この記事は2020年01月27日に公開されたものです

ぱぴこ (外資系ときどき激務OLコラムニスト)

外資系ときどき激務OLコラムニスト。オシャレとズボラの狭間に生息し、ストレスを課金で潰すことに余念がない。趣味はNetflix、お酒、豚を塩漬けにすること。目標はゆとりのある生活(物理)。
Twitter:@inucococo

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