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「気にしないでください」の敬語と使い方【メール例文】

川道映里(マナー講師)

「気にしないで」を上手に伝えるコツは?

「気にしないで」を上手に伝えるコツは、繰り返しになりますが「どうぞ(どうか)」を添えることです。相手にとって、優しく、やんわりとした印象を与えることができるでしょう。

そして、最初に「ありがとうございます。どうぞ、お気になさらないでください」とお礼をプラスするのがおすすめです。まず、自分のことを気にしてくれている(心配してくれている)ことにお礼を述べる、相手の立場を考えた言い方ですね。

「気にしないで」の敬語表現は、相手や状況に応じて変化します。大切なのは、

「TPPPO(※)」……Time(時)、Place(場所)、Person(人・相手)、Position(立場)、Occasion(機会・場合)」に応じて言葉を使い分けることです。

言葉を使い分け、選ぶことで、相手との人間関係がより円滑になることを願っております。

※「TPPPO」はヒロコマナーグループ代表西出ひろ子氏の登録商標です

(川道映里)

※画像はイメージです

※この記事は2019年11月29日に公開されたものです

川道映里(マナー講師)

ヒロコマナーグループアドバイザー、徳島文理大学短期大学部講師。

四国地方を中心にマナー講師として活動。その後、マナー界のカリスマ・マナーコンサルタント西出ひろ子氏の提唱する真のマナー論に感銘を受け、西出ひろ子氏に師事。同氏のもと、四国初のマナーコンサルタントの資格を習得し、徳島を拠点に全国の企業や自治体、学校などでマナー研修・コンサルティングを行う。現在は、徳島文理大学短期大学部で講師として「社会生活とマナー」「コミュニケーション論」「ホスピタリティ入門」などの授業を担当。著書に「感じがいいと思われる敬語の話し方」(ナツメ社)、「10歳までに身につけたい 一生困らない子どものマナー」(青春出版社)などがある。

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