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頑張れない人の特徴と原因。頑張れないときの対処法とは

仁科友里

頑張りたいのに頑張れないときの対処法

みなさんのこれまでの人生で頑張ったことのひとつに、受験や就活があるのではないでしょうか。受験も就活も塾など専門の業者がいて、彼らが作った参考書をひたすらマスターすることが求められたと思います。

とくに受験は高い点数を取った人が勝ちの競技です。100点を取った人と60点の人では、誰が見ても100点の勝ちです。

しかし、仕事の業績というのは、点数化できないものではないでしょうか? もちろん、きちんとした基準はあると思いますが、それでは同じくらいの業績を誇る2人の人がいて、昇進させるためにどちらかひとりを選ぶとなった場合どうなるでしょう。「好きなほう」を優遇してしまいがちなのが人情だと思うのです。

評価されるポイントを知ることが大事

ですから、社会人になったら、受験勉強のように「コツコツ、ひたすらやる」ことを努力だと思うのはやめましょう。

受験勉強の場合、誰が採点しても正答は同じです。しかし、仕事の場合、「誰が見るか」で評価は若干変わってくるわけです。となると、時間をかけてひたすら暗記するというように「頑張る」よりも、

① 誰が評価するのか
② その人が評価しているのは、どんな人か
③ 高く評価されている人は、どんなふうに仕事に取り組んでいるのか

というふうに、きちんと「目標設定」できるかがポイントになります。

ここを無視して、受験のように「ひたすら頑張る」方法を続けると、物理的に無理をしているうえに「やる気はあるけど、空回りしている」状態に陥ったり、「どうして私はできないんだ」と自分を卑下したりすることにつながってしまいます。

それでは、「目標設定」をするために、すべきことは何でしょうか。

次ページ:頑張る目標設定をするための3step

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