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夫の呼び方はどうすべき? 使い分けのマナーと既婚者776人にアンケート調査

パンジー薫

配偶者のことをどう呼んでいますか? 家の中と外、友人の前などで、世の妻たちはどのように夫の呼び方を使い分けているのでしょうか。まずは使い分け方のマナーを解説。また、既婚男女にアンケート調査し、ランキング形式で実態を紹介します。

こんにちは、ダーリンはアメリカ人のパンジー薫です。

ふだん家では夫を “My bear”“Hubby”などと呼んでいる私ですが、ついこの間、出先で前を歩く夫をいつものように呼ぼうとして「おっと、危ないここは外だった……」となったことがありました。

夫の呼び方ってみなさんどうしていますか? 家と外で使い分けているのでしょうか? 自分以外の人がどうしているのか気になりますよね。

また、夫以外にも呼び方はさまざま。各呼び方がどんな意味やニュアンスを持っているか知っていますか?

今回は、男性配偶者の呼び方についての基礎知識や、既婚女性に取ったパートナーの呼び方に関するアンケートを私なりに分析します。

配偶者の呼び方の種類と使い分け方

みなさんは男性配偶者の呼び方と聞いて、何を思い浮かべますか? またどんな種類を知っていますか? まずは基礎知識として、呼び方の種類と使い分けのマナーを解説していきます。

(1)「夫」の意味

夫は、結婚した男女のうち、男性を指す意味の言葉。女性の場合は、対義語として妻が使われます。漢字には、成人した男性表す意味があり、結婚をして立派になったというニュアンスで男性配偶者をこのように呼ぶのでしょう。

「夫」の使い分け方

夫は、婚姻届けなど公的な文書にも用いられる表現。従って、外で配偶者を呼ぶ時に使える表現です。上司など目上の相手・距離感のある相手を前にした時、厳かな場で配偶者のことを呼ぶ時は「夫」と言いましょう。

(2)「旦那」の意味

旦那は、夫と同じく成人男性を指す言葉ですが、より軽いニュアンスを持っています。そして、妻が夫を指す時の表現として使われます。

「旦那」の使い分け方

軽い呼び方のため、親しい友達や知り合いとの会話で使うことが一般的。女子会などで「うちの旦那がさ」なんて言い回しを聞いたことがある人も多いでしょう。

一方、公の場や目上の人の前で「旦那」と呼ぶのはフランクすぎる表現なので、避けることをおすすめします。

(3)「主人」の意味

主人は、家の主という意味。そこから派生して、妻が夫を指す時に「主人」と呼ぶことがあります。この場合と対比して、夫が妻を指す時は「家内」と表現されることも。家内とは、家の中を意味する言葉です。

「主人」の使い分け方

主人は夫と同様、目上の人と話す時にも許容される呼び方でしょう。ただし、使う際の注意点があります。

というのも「男性=家の主」と決めつけるような表現を不快に思う人もいます。対比して使われがちな家内は「女性=家の中にいる」とする表現なので、こちらも同様です。

言葉の感じ方は人それぞれ。それが持つ本来の意味を理解しておかないと、誰かを傷つけるケースもあると覚えておきましょう。悩んだら、「夫」と使うのがベターです。

(4)「あなた」の意味

あなたは、相手を尊重して呼ぶ言葉。夫に対して使う妻もいるでしょう。

「あなた」の使い分け方

あなたは二人称なので、夫と2人でいる時など、相手に向かって使います。

当然ながら、夫がいない場面で「あなた」と使うのは不自然です。プライベートで相手を指す時に使う呼び方の1つでしょう。

【番外編】パパ・お父さんと呼ぶ例も!

子どもがいる家庭では、妻が夫のことを「パパ・お父さん」と呼ぶケースもあります。自分にとっての“パートナー”という視点ではなく、子どもにとっての“親”という視点で親しみを込めて呼ぶ方法でしょう。反対に妻は「ママ・お母さん」などと呼ばれます。

これはフランクな呼び方のため、プライベートや親しい人たちの前だけの呼び方として留めておきましょう。

次ページ:【既婚女性アンケート】夫をどうやって呼んでる?

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