彼女がいても女友だちと遊びに行く? #恋の答案用紙
女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「彼女と女友だち」にまつわるアンケート。
彼女がいても女友だちと2人で遊びに行く?
「来週、○○ちゃんと飲みに行くことになったから」
「来月、△△ちゃんとお花見に行ってくるね」
……なんて彼から悪びれもせず言われたら、「ちょっとちょっと! 私という彼女がいるのに、なんでほかの女の子と遊びに行きたいの?」と心の中は穏やかではいられないよね。
本当は女友だちと会うのをやめてほしいけど、面と向かって「イヤ」なんて言ったら「え?なんか疑ってんの?」と言われてケンカになりたくないし……。
もちろん彼を信じてはいるけど、「何も2人きりで出かけなくてもいいんじゃないの?」ってモヤモヤを抱えている女子は多いはず!
今回は「彼女以外の女性と2人きりで出かけるという行為について、男性諸君はどう思っているのか?」を、あなたに代わって神崎桃子が聞いてみたよ~!
Q. 彼女がいても女友だちと2人で遊びに行くことがある?
はい:33.9%
いいえ:66.1%
※有効回答数245件
う~ん、数字から推測するに、男性も彼女以外の女性と2人きりで出かけることに少しは抵抗があるのかな。そこには「彼女を不安にさせたくないから」という気持ちが存在していてほしいよね。
それでは、男性の本音に直撃してみましょう!
「彼女がいても女友だちと2人で遊びに行くことがある」派の心理
やましいことがないからこそ、遊びに行きたい
・「恋愛関係ではないし、せっかく仲よくなったのに、付き合ったからといって無理矢理2人で会わなくするのはおかしいと思う」(28歳/機械・精密機器/技術職)
・「ずっと古くからの友人であるし、絶対に浮気しないから」(34歳/その他/技術職)
彼女がいても女友だちと2人で出かけられるのは、まちがいなく「男女の友情は成立する」と思っているからなんだよね。「俺は大丈夫!」と言いきれる男性にとっては、食事したりお酒を飲んだりするくらいなら、彼女に心配をかけている感覚はないのかも。
でもやっぱり“男と女の関係”に絶対はないんじゃない? もちろん「自分にはその気がないから浮気なんてしない」と思っていたとしても、相手の女友だちもそうだとは限らない。
実は彼のことが好きだけど、今の関係を壊したくなくて好意を伝えられていないだけってこともある。それに、何かつらいことがあって落ち込んでいたり弱っていたりするときは、恋愛感情がなくともうっかり男友だちに甘えてしまうことだってありえるからね。
遊びに行くが、きちんと彼女に報告する
・「了承を得て、信頼を得たうえで遊びに行く」(28歳/情報・IT/技術職)
・「恋愛と友だちとは別だと思っているので、普通に女の子と遊びに行ったりもしているし、それを彼女にもちゃんと報告をしています」(29歳/その他/その他)
彼からしてみれば、性別がちがうとはいえ大切な友だち……。だから女友だちと2人で出かけるときは事前報告して最低限のマナーは守っている、という意見。まぁ、自分から堂々と伝えて彼女の了承を得ているような彼なら、あやしいことはしないよね。
ただ、そこまでしっかり報告していた彼が、あなたに報告なしで女友だちと遊ぶようになったときは「下心がある」可能性も。
友だちだと思っていた女性を好きになってしまったとか、気持ちが揺らいでしまったとなれば会う回数は増えていくわけだから、彼女への報告は次第に減って、最終的に“内緒”になっていくだろうね。
「今まで遊んでいた女友だちと最近遊ばなくなった?」と気づいたときこそ、彼を疑うべきかもしれないよ。
「彼女がいても女友だちと2人で遊びに行くことがない」派の心理
彼女に誤解されたくない
・「さすがに、彼女がいるのに浮気を疑われることはしたくないです」(24歳/団体・公益法人・官公庁/営業職)
・「偶然見られたりするとあとあと面倒なことになりそうだから。誤解されないように」(37歳/その他/クリエイティブ職)
余計な災いを避けるためにも(笑)、あえて誤解を招くような行動をしないというのはある意味正解。
できれば自分の彼氏には「彼女に余計な詮索をされるのが怖いから」というより「彼女がいるんだからほかの女性と2人で出かける必要はないから」ってきっぱり答えてほしいけど、ね。
どうやら誤解を受けたくない男性の本音は「どこで誰に見られるかもわからないし、あとあとの揉めごとが面倒だから」らしい(笑)。まあ理由はどうであれ、余計な心配をせずに済むのならよしとするか~!
女友だちと、絶対に何もないとは言いきれない
・「2人きりで遊ぶと、自分自身が浮気をしてしまう可能性があるから」(24歳/商社・卸/営業職)
・「ムラムラして男女の関係になってしまう恐れがあるから」(39歳/その他/販売職・サービス系)
ブレーキがききそうにない、本能には逆らえないような男性は、女友だちと遊びになんて行っちゃダメだよね! 女性と2人きりになるとそわそわしてしまうなら、その状況を作らないのがやっぱりベストだもの。
女性とプライベートで会うと、心のどこかで何かを期待してしまう。いけないと思いつつその場の雰囲気が盛り上がったりお酒が入ったりすれば、理性が崩壊してしまうことは否定できないんだろうね、きっと。
それがわかっているから「女友だちとは会わない」というのなら、それは彼女として愛されている証拠なんじゃないかな。
恋の教訓:男性は、まったく魅力のない女性と友人関係になることはない!
男性からしたら「変な気を起こさなければ友だち」っていう定義なんだろうけど、変な気にならないとは言いきれないよね。
私の知っている男性たちは、“それなりに見た目がいい女性”や“明るくて話しやすい女性”と友だち関係になっていることが多い。
つまり、男性は自分にとってまったく魅力を感じない女性と友だちになることはあまりないんじゃない? 「女性として興味なし」「あまりかかわりたくないな」ってタイプの子には、最初から近寄らないんだよ。
女性はわりとどんな男性とでも普通に話したりお茶したりできるけど、男性は「生理的にムリ」と感じる女性のことはまず誘わないし、2人きりもならないし、むしろ避けるはず。
2人で会うということは、男性の潜在意識として「恋愛対象としてアリ」という気持ちが隠れている可能性はあるね(笑)。だから、まちがいが生じる可能性はゼロじゃない。
「女友だちとは一切かかわらないで!」と彼に窮屈さを覚えさせるのは決して賢いやり方じゃないけど、女友だちと会うならちゃんと事前に日程や場所を教えてもらっておくのがいいね。「帰ったらLINEしてね」とお願いするのもアリ。
彼を信じながらも心のどこかで疑うのが「女の愛」ってもんよ!
(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ)
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2019年1月24日~1月28日
調査人数:245人(22~39歳の働く男性)
※この記事は2019年03月09日に公開されたものです