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「浮気したい」と思ったことはある? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「浮気」にまつわるアンケート。

彼女がいるのに「浮気したい」と思ったことはある?

「ちょっとー! 今、あの女の人見てたでしょ!」

綺麗でスタイルのいい女性とすれちがえば、目が勝手に追ってしまうのは男の条件反射。まあ、梅干しを見るとツバが出てしまうのと似たようなもんで(笑)、これは浮気ということにはならないでしょう。

「浮気」とは、心が浮ついて変わりやすいこと。パートナーがいながら、ほかの異性に心を移すこと。そうそう、昨年話題になったとある議員の「一線を越えていないので……」発言は、そこに“浮ついた気持ち”がなかったのかという物議を醸したっけ……。

今回は男性たちにアンケートをとって、「なぜパートナーがいるのに気持ちが浮ついてしまうのか?」という疑問に迫ってみたよ!

Q. 彼女がいるのに「浮気したい」と思ったことはある?

ある:35.0%
ない:65.0%
※有効回答数163件

特定の彼女がいるにもかかわらず、「浮気したいと思ったことはある」と答えた男性は4割弱! ……ということは、あなたの彼が浮気しないとも限らないってこと。浮気に対する男の胸のウチを深掘りしていきましょう。

「浮気したいと思ったことがある」派

彼女とマンネリ化したときに……

・「慣れてきて、少し刺激がほしくなる」(31歳/自動車関連/営業職)

・「すぐにマンネリ感を出してくるから、飽きる」(32歳/情報・IT/その他)

男性にとって、女性を落とすまでの過程はとても刺激的。「次はいつ会える?」「早く会いたい!」なんてやりとりをしていたのも束の間……。付き合いはじめれば、緊張感もなくなります。

男性は、彼女を手に入れたことから安心しきってしまうのです。女は相手に不安を感じると浮気し、男は安心感を得ると浮気する傾向にあります。「最近LINEが減ってきたな」「『会いたい』って言われなくなったな」と感じるなら、そろそろ危ない時期かも……。

付き合い当初に行ったデートスポットに足を運んだり、記念日にいつもとちがうデートプランを練ったりして、マンネリを打破しましょう。恋愛寿命を左右させるのは、2人で作った思い出たちなのです。

ほかの女性とも遊んでみたくなる

・「かわいい人と遊びたいと思うから」(25歳/不動産/営業職)

・「少しほかがよく見えてしまうことがあり、つい浮気してしまう」(35歳/自動車関連/営業職)

「彼女がいても、ほかの女性も見たくなる」……そんな出来心からの浮気は、男にとっては本気でなくただの遊び。それで浮気がバレても、あなたと別れる気なんてありません。

「すいません、すいません、二度としません」
「本当に一時的な気の迷いで」
「ごめんなさい。身体が勝手に……」
と、土下座してくるでしょう。

彼女がほかの男と手を繋いだりキスしたりしたら、いてもたってもいられないくせに、自分がそういう行為に至っても「気持ちさえ入っていなければいいだろう」と踏んでいるのです。“女の浮気には厳しくとも、自分の浮気には甘い”男性は多いんだから。

「浮気したいと思ったことはない」派

彼女だけで満足している

・「彼女がいるときにはその人しか愛せなくなるので」(36歳/その他/その他)

・「基本的にパートナーがいるときは満たされているため、浮気したいとは思わない」(39歳/その他/事務系専門職)

男性は仕事がギチギチになればなるほど、ため込んだ疲れやストレスを発散させようと、酒や女で憂さ晴らしする傾向にあります。

で・す・が~「今の彼女だけで満足している」と胸を張って言える男性は、彼女と過ごすことで疲れが吹き飛び、癒されていると考えていいでしょう。

つまり、彼にとって“居心地のいい彼女”や“元気を与える彼女”でいることが、浮気に対する抑止力となるのです。ほかに目移りさせないように、いつも彼を満たしてあげましょう。

浮気したあとのことを考えると……

・「面倒くさい。バレたら怖い。したいほど魅力的な異性がいなかった」(30歳/自動車関連/技術職)

・「罪悪感を感じる中で付き合うのはストレスになる。その後うまくいかない」(28歳/建設・土木/技術職)

今どきの男性は、後先考えずに行動してリスクを負うようなことはしません。人気バンドback numberの『浮ついた気持ち』の歌詞のように、浮気という過ちは「許してもらえないとわかっている」のです。彼女にバレるのを恐れてビビりながら生活するくらいなら、自主的に浮気なんかしません。

だからといって、「それなら私の彼も大丈夫だ」なんて安心するなかれ! 「浮気したいほど魅力的な異性がいなかった」という意見こそ、男の隠された本心。

面倒だから積極的に働きかけないだけで、キッカケさえあれば話は別! 向こうから言い寄ってくるケースもあるからです。特に、押しに弱い草食系男子にとって、肉食系女子からの誘いは「チャンス到来!」なのです。

恋の教訓:彼に浮気されたら、“女の本気”を見せてやれ!!

もしも、あなたが彼に浮気されてしまったら……。

「ふざけんじゃねぇよ!」「最低!」と鬼の形相でブチ切れるもよし、「私に不満があったの?」「あなただけは信じていたのに……」としおらしく出るもよし。

怒っても泣いても、どちらにしても“女の本気”を見せつけてやることが大事です。

浮気されたときの対応としてマズイのは、相手にちゃんとぶつからないこと。もはや起きてしまったことはどうしようもないけど、これから先のことは変えられます。「一度くらいなら仕方ないか……」などとウヤムヤにしてはなりません。男は、女が“いらぬ情け”をかけることで、どんどんダメンズ化してしまうからです。

「怒らないってことは、そんなにたいしたことじゃなかったんだな」「そうだよね。俺、そこまで悪いことしてないよな……」なんて彼らに学習させてしまえば、また同じことを繰り返してしまうのです。

“しでかしたことの大きさ”を思い知らせ、きっちりオトシマエをつけさせてやりましょう。

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ、構成:マイナビウーマン編集部)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年9月25日~9月27日
調査人数:163人(22~39歳の働く男性)

※この記事は2018年11月03日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

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