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彼氏好みの服装に合わせる女性、アリ? ナシ? #恋の答案用紙

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。回答結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男性の本音を探ります。今回は、恋愛とファッションにまつわるアンケート。

好きな服装をやめて、彼の好みに染まる女性ってどう思う?

彼に嫌われたくないあまり、自分の主張を引っ込めて彼の意見に従ってしまう……。そんなことが、女性には時としてあるかもしれません。

もしそれが服装のことならどうでしょう? 女性にとってオシャレは自分らしさを表現するもの。自分好みの服は着たいのに、彼に好かれたいとなればジレンマに……。

実際、男性は女性の服装についてどう考えているのか探ってみましょう。

Q. 好きな服装をやめて、彼の好みの服装に合わせる女子。アリ?ナシ?

アリ:73.3%
ナシ:26.7%
※有効回答数232件

意外や意外!! 恋愛に積極的ではない草食男子が増えている昨今ですが、「彼女には自分色に染まってほしい」という男の願望が見てとれます(笑)。男性の本音をさらに深掘りしてみましょう。

アリ派

単純にうれしい

・「合わせてくれるうれしさがあるから。気にかけてくれるのもポイントが高いです」(37歳/運輸・倉庫/技術職)

・「むしろ合わせてほしい! もちろん我流を貫くのもいいけど、『合わせてくれている』と思うと、うれしい」(31歳/通信/販売職・サービス系)

「気にかけてくれるのがうれしい」「合わせてくれているのがうれしい」という回答から、男性は彼女からの“自分への気づかい”をほしがっているともいえます。

男性は単純ですから、頑なに自分を貫くより、ほんの少し彼の好みを取り入れるだけでも満足してくれそうですね。

完全にナシ、とは言い切れない

・「個性は大切だが、ナシではないのでアリにした」(36歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

・「そこまでする必要があるかは疑問だが、相手に合わせてくれるのはいいことであり、ナシとする理由が見当たらないから」(29歳/電機/技術職)

「ナシではないのでアリにした」「ナシとする理由が見当たらない」という意見は、むしろ「どちらでもない」「どっちでもいい」というのが本音でしょう。恋するうえで女性の服装に関しては重要視していないのかも。

好きになった相手なら、デートに自分好みの服で登場してくれなくとも「俺の好きな気持ちには変わりない」ということですね。

ナシ派

個性を大事にしてほしい

・「自分のファッションセンス含めて、個性を大事にしてほしい」(39歳/医療・福祉/販売職・サービス系)

・「着たくない服を着ているときの表情は、やっぱり納得してないので曇っているため」(39歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

「個性を大事にしてほしい」という意見は、女性の気持ちを何よりも考えてくれています。おそらく服装に関してだけでなく、ほかのことでも彼女の意見を優先してくれるタイプですね。

あなたが好きな服を身にまとい、いつも笑顔でいることで、彼も喜んでくれることでしょう。

自分を持ってほしい

・「自分の意思で行動できない人や、自分を持っていない人には惹かれない」(35歳/情報・IT/技術職)

・「自分の芯を持って、これが好きだから、という思いがある服を着てほしい」(28歳/医療・福祉/専門職)

・「自分を持ってほしい。自己主張をして、対等にいてほしい」(38歳/食品・飲料/販売職・サービス系)

「自己主張してほしい」「自分を持っていない人には惹かれない」という男性の意見は、単に服装に関してだけということではないでしょう。人の意見に流されたり、男の言いなりになったりするような女性には、好感を持てないということでしょう。

あなたは、男性に対して自分の意見をちゃんと伝えていますか? 自分の考えや意見を言わないことが、男性に愛されるってわけではないのです!

恋の教訓「言いなりになりすぎず、彼を上手に操作しよう!」

今回のアンケート「好きな服装をやめて、彼の好みの服装に合わせる女性はアリ?」に「YES」と回答した男性が多かったのは、「そもそも男は支配欲が強いもの」という本能を表した結果かもしれません。

しかし、そこで「それなら私は彼色に染まるわ!」なんて従順な女ぶっちゃ絶対ダメ!

男性は、最初のうちは“自分に合わせてくれる女子”を喜んでいても、そのうち“俺の言うことを聞いてくれる女子”をディスるようになるからです。男性からすると、自分の要求を叶えてくれる女性はたしかに楽チンな存在ですが、飽きがくるのも早く、そのうちありがたがらなくなるんです。

恋愛コラムニスト・神崎桃子が恋する女子に声を大にして言いたいのは、「彼の要求にソッコーで応えるのがイイ彼女ではない」ということ!! そうすることで男性側を“怠惰にさせてしまう”からです。それじゃ「イイ女」どころか、ハッキリ言って「さげまん」……。

彼の言うことを聞く女よりも、自分を大事しながら彼の要求を制御させるのが、賢い女というもの!

アンケート結果とは逆に、7~8割で自分が好きな服装、たまーに2~3割程度で相手の好みに合わせてあげることで、男性をうまく操作しましょう。

(文:神崎桃子、イラスト:タテノカズヒロ、構成:マイナビウーマン編集部)

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年7月20日~7月23日
調査人数:232人(22~39歳の働く男性)

>次回は「か弱い女子と自立女子、どっちが好き?」(8月5日更新予定)

「恋の回答用紙」バックナンバー

Q1.自分から告白する女性、アリ? ナシ?

※この記事は2018年08月05日に公開されたものです

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト) (恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

「恋が続かない」「出会いがあってもいい人止まり」「結婚にたどりつけない」「男(女)に逃げられてしまう」「復縁したい」「絶賛不倫中」「婚外恋愛したい」「結婚生活がうまくいかない」など、男女問わず"恋愛初心者から上級者まで"あらゆるカテゴリの恋愛にフォーカスできる恋愛専門家。

これまで大手ポータルサイトに数々の連載コラムを寄稿、自ら経験して得た"恋の教訓"を各メディアから幅広い年代の読者に伝授してきた。

男女の思考回路の違いや男心女心を追求した記事は定評があり男性読者も多い。

著書には「なぜ女はこんなことで怒るのか ~不機嫌な彼女をなだめる10の掟~」(impress QuickBooks)、「恋愛サファリパーク~必要なのは女子力よりサバイバル力!」(すばる舎)、などがある。

恋愛映画のコメンテーター、ライター養成、文章セミナー、恋愛セミナーの講師としても活動中。"草食男子仕置人"としてダメンズたちに積極的に関わり、恋愛アドバイス等も行っている。

★「男と女のこと・色恋沙汰ならなんでもお任せ!」神崎桃子オフィシャルサイト
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