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完璧主義をやめたい! 特徴や悩みを知って卒業しよう

大塚統子(心理カウンセラー)

Kaoru Sawa

完璧主義はもう疲れた? 抱える悩みとは

自ら高い目標を立てて、それを遂行しなければならないと考えるのが完璧主義の人の特徴。そういった人は、どのような悩みを抱えてしまうのでしょうか。

完璧主義だからこその悩みとは

自己否定が強い

「完璧にできてあたりまえ」と思っているのが完璧主義者。そのため、少しでもできないと自分を責めてしまいます。他人から注意を受けるわけではありませんが、自分が自分にとことんダメ出しをしがちです。終わりのない自己否定に、心が苦しくなることも。

人間関係にストレスを感じやすい

完璧主義者は「ちゃんとしなきゃ」と常に自分にムチを打ち、我慢や努力をしています。そのため、きちんとしていない人に対して不満を感じやすい傾向が。しかし、相手を変えようとしてもうまくいかず、人間関係のストレスをためてしまう人が多いようです。

限界まで自分を追い詰めてしまう

完璧主義だと中途半端なところは人に見せられないと思ってしまい、弱音を吐く自分さえ許せません。外では常に緊張していて、一人になったときに緊張の糸がプッツリと切れることも。限界を超えてがんばり続けていると、ある日突然動けなくなるケースもあるかもしれません。

少しでもつまずくとやる気を失いやすい

「部屋を片づけられない」「やりたいことが見つからない」「結婚したいけれど婚活を始められない」などという問題が出てくる場面で、「完璧にできないのなら、一切取り組まない」と極端になってしまうことが。心が望むことと現実の差に悩むことがあります。

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