自分を出せば、恋愛はもっと楽しくなる! #がんばらなくても愛される女たちの座談会
「がんばらなくても愛される女たちの座談会」最終回は、いきなり座談会に乱入してきた「愛されたい女たち」からのお悩み相談会。いつも恋愛がうまくいかない「愛されたい女たち」が、3人にいまの悩みをぶつけてみました!
好きな人とのLINEが、ぎこちなくなる
(愛されたい女、1人目のお悩み相談)
――好きな人とLINEしていると、返信の内容を考えすぎてまわりくどくなるんです。友だちとLINEで盛り上がるときとちがって、ぎこちなくなる。どうすればいいですか?
じゅり:好きな人とのLINEでは、もっとハートを使ったほうがいい!
――ハート!? 無理です! 恥ずかしい!!
じゅり:どうして? 好きなんでしょう? 好きなら話しているときにきっと「好き!」があふれているはず。それをLINEでもちゃんと伝えてあげて。
――でも、相手の気持ちなんてまだわからないんですけど?
じゅり:ちょっと好きだなと思ったら、はじめから好意を示せばいいの。
――ハートは付き合うまで、絶対入れたくないです。こっちの気持ちがバレないように……。
なつき:駆け引きしすぎなんじゃないの? 考えすぎて返すのに時間がかかって、そうなると相手も「この子、なんなんだろう」ってなりそう。
あやこ:私は好きだと思ったら、すぐに好きって言います! 彼のために何か駆け引きをするとかは全然ないです。
じゅり:正直に好きって伝えられなかったら、さりげなく語尾にハートを入れればいい。そうすれば相手の重荷にはならないよ!
男性と2人でいるところを、好きな人に見られてしまった
(愛されたい女、2人目のお悩み相談)
――いま気になっている人に、私が別の男性と歩いているところを偶然見られたんです。でもその人は仕事相手で、恋愛関係は一切ないんですけど。そうしたら気になる人からLINEで「イケメンと遊んでるんだね(笑)」と言われてしまって……。
あやこ:自分だけじゃなく、いろんな男性と関係を持っているって誤解されちゃったんだ。
じゅり:たぶん、彼はあなたのことが好きなんですね。
――そうなんですか!? 私はもうこれで軽い女だと思われたと焦って、いきなり「私はあなたが好きなの!」ってLINEしちゃいました……。
じゅり:わあ! それも素直でかわいいんだけど、彼はその男性のことでモヤモヤしていると思う。あなたは、その彼の気持ちを無視しちゃっているよね。だから「最近、仕事でいろんな男の人と会う機会が増えたんだけど、やっぱりあなたがいちばんかっこいいなっていつも思っちゃうんだよね(ハート)」とかがいいかも。
――そんな切り返しテクニックがあったなんて……! もっと早くに相談できればよかった! そのときいきなり告白してから、1カ月くらい既読無視され続けています。
なつき:1カ月くらいなら全然大丈夫でしょう。それより、さっきから自分のことばかり考えてない? いい感じだった女の子が、ほかの男性と歩いているところを見てしまって混乱している彼のこと考えてる? そんななか、いきなり告白されて、戸惑っている間に疎遠になっちゃって、彼もかわいそうだよ。
――たしかに……。もうこれ以上どうすればいいかわからない。
あやこ:マイナビウーマンとかによく載っている「女性は自分から告白しよう!」みたいなテクニックを、間違ったタイミングで使っちゃった感じだね(笑)。
なつき:でも、いまでもそんなに後悔しているくらいだから、まだ未練があるんだよね?
――たまに夜とかに、その一件を思い出して「会いたいな……」と思います。
じゅり:じゃあ、そう思ったときに彼にLINEしなよ。「酔っ払っちゃった!」って。
――いきなり!?
じゅり:そうだよ、絶対にかわいい。いきなりそんなLINEがきたらドキッとするよ。あなたには隙がないの。いつも彼に完璧な自分を見せたいと思っているでしょう? そうやって肩肘張っていると、相手も疲れちゃうよ。いま話しているみたいに、明るくておっちょこちょいなあなたがいちばんかわいい。だから、あなたに対する彼の緊張を解いてあげて。
――彼も私の出方を見ているってことですか?
じゅり:そう。彼も、あなたが素を見せてないから本心をさらけだせない。だからあなたの告白にYESもNOも出せないの。
――そういうことだったのか!!
じゅり:そうだよ! それを理解したうえで、ちゃんと彼に本音で話してみてね。ハートも忘れずに!
モテる男性の「いちばん」になるにはどうすればいい?
(愛されたい女、3人目のお悩み相談)
――いま気になっている人がいるんです。その人は、プライベートで何人も女の子を囲っていて、そのなかからタイミングが合う女の子を呼ぶような人。私も彼女ではなくて、“お気に入りの子”くらいの感じ。でも私はその人の本命彼女になりたいんですけど、どうしたらいいですか?
あやこ:そもそも、その人のクセが強そうなんだけど……。複数の女の子を囲っているって、付き合ってからも苦労しそう。
じゅり:うーん、どうしても本命になりたいなら、選ばれようとするんじゃなくて「私がこの人を選んでいる」という立場に発想を転換させて。私は好きな人ができたら、その人の悪いところも言う。「さすが」とか「すごーい」とかは、そのへんの女の子もきっと言っているでしょう。男の人に媚びる「さしすせそ」は使わない。そりゃあ少しは褒めるけど、私は彼のすごくちっちゃいところも気づいているよ、ってわかってもらうために。ほかの子は言わないだろうなってことを言うよ。
――なにそれ、難しい!
じゅり:たとえばね、やさしい男性に「やさしいね」って言うんじゃなくて、「○○さんってやさしいけど、意外と冷たいところもあるよね。でも、そんなドライなところも含めて好きだな、私は」って言う。
――テクニシャン! 最後にさりげなく「好き」って言うんだ!
じゅり:そうそう。自分だって、マイナスなところを指摘されて「でもそんなところも好きだよ」って言われるとうれしくない? 上辺だけじゃない好意を感じるでしょう?
――でも私、恋愛だとつい盲目的になっちゃって……。その人のマイナスな部分にどうやって気づけばいいんですか?
じゅり:その彼のことは、「なんで女の子をたくさん囲わないとダメなのか?」って考える。寂しがり屋なのか、親と何かあったのか、とか。彼のバックボーンまで考えてみるの。
――彼は実家に住んでいるんです。でも、あんまりその環境が好きじゃないみたい。テレビ関係の仕事をしているので、家に帰れないときもある。だから、そのときタイミングが合ってアクセスがいい女の子の家に行くイメージです。
じゅり:多分、あなたには上から目線が足りないんだと思う。まわりに女の子がいっぱいいるなかで、「私があなたを選んでいる」という目線がない。それが、しぐさか何かに出てしまって、都合がよくなっちゃっているんじゃない?
なつき:うん、もっと強気でもいいと思うよ。自分から振り回すほうがいい。
じゅり:そうだね。私はいつでも「家に来ないで」って言えるよ、くらい。もし自分が会いたくなったら、「ちょっと試しに会いにきてもいいよ」みたいな誘い方をしてみたら? 「この子どうした!?」って思われたほうが得だから、自分のペースに相手を巻き込んじゃいなよ。
――すごい! おもしろい! みなさん、恋愛では百戦錬磨ですか?
じゅり:振られたことはないけど、それは「この人は私のことが好きじゃないな」っていうのがわかるから、そこに行かないだけ。負け戦はしないです。
なつき:私もじゅりさんと一緒で、自分の需要があるエリアってわかるじゃないですか? そこにしか行かないです。確実にダメだろうなって人にわざわざアプローチして、傷ついて自信喪失するよりも、自分のいいところを見てくれる人と恋愛したほうがいいと思う。そのためには、まず自分がどういう人にモテるかを把握することが重要だね。
――私、「この人ならいけるはず!」って思っていたのに、選ばれないことが多々あって。それはどうすればいいんですかね?
じゅり:多分、普通の「かわいい女の子」で終わっちゃっているんだと思う。怖くて、その人の気持ちにあと一歩踏み込んでいないのかな。そこに気づいて、踏み込めるようになれば、恋愛ってもっと楽しくなるよ!
(文・構成:マイナビウーマン編集部、撮影:前田立)
いままでの「愛される女たちの座談会」
01. 自由に生きたほうが愛される説 #がんばらなくても愛される女たちの座談会
02. ダメな彼氏だって愛おしい! #がんばらなくても愛される女たちの座談会
※この記事は2018年08月08日に公開されたものです