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年上の部下の指導に悩んだら。接し方のコツ

織田隼人(心理コーディネーター)

おぜきめぐみ

勤務歴が長くなれば、部下を持つこともおのずと増えていきますよね。部下の中には、自分よりも年上のメンバーがいることも珍しくありません。年上の部下とうまくやっていくにはどうすればいいのでしょうか。「年上の部下」との接し方ついて、心理コーディネーターの織田隼人さんに教えてもらいました。

年上の部下との関わり方が難しい理由

上司と部下は、どうしても「上下関係」ができやすいもの。上司は、予算や評価など、さまざまな権限を持っていて、それを部下に与えていくことで仕事が成り立っています。しかし、この上下関係が原因で、年下の上司が年上の部下を相手することを難しく感じてしまいます。年下の上司からすると、相手は年齢が上のため「敬う相手」。とはいえ「部下」なので、指示を出さなければいけない。上下関係が逆転しやすい中で指示を出すというのは、とても負担のかかることなのです。年上の部下からしても、年下の上司から指示を出されると反発したい気持ちになりやすいもの。それを飲み込む必要があるので、ストレスが生じやすいです。そしてストレスがたまると、反発する気持ちがどんどん蓄積されます。

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