30代既婚男女に聞いた! “プレパパ”たちの知らない妊娠中のママの気持ちとは……
医療法人葵鐘会は、全国の2歳以下の子どもを持つ30代既婚男女400人(妊娠中を含む)に、妊娠中の夫婦間に関しての意識調査を実施しました。その結果、妻の妊娠期間中に最も多い悩みは、「夫(パートナー)」に関して」ということが分かりました。
ママの相談役は両親。ではパパは誰に相談している?
妊娠期間中の悩みについて聞いてみました。
悩みの原因がパートナーに関することと答えたのが全体の約6割で、親とのコミュニケーション頻度が高い人ほど、悩みを持つ傾向がありました。
悩みを相談する相手については、妻の27%は自分の両親に相談していました。
「誰にも相談していない」と答えたのは、妻は28%、それに対して夫は54%でした。夫は相談する相手がいないようです。
妻の半数が、夫への不満が悩みの原因!
妊娠中の具体的な悩みの原因を聞いてみました。
「病院の対応」については、夫妻ともに14.5%。「出産費用」については、夫が33%に対して妻は39.5%とやや増加傾向、「パートナー」については、夫の38.5%に対して、妻は50%と男女で大きな差があることが分かりました。夫が感じている以上に妻は夫の対応に悩みを抱えているようです。
出産前準備について〜プレパパは本当に解っている?
出産前の準備について聞いてみました。
「妻の出産に協力的だったと思う」と答えた夫は88.5%。それに対して「夫は自分の出産に協力的だったの思う」と答えた妻は72.5%と減少していました。夫が妻に協力していたというのは、思い込みなのでしょうか。妻が求めている協力とは違うものだったのかもしれませんね。
妊娠中の妻が夫にしてほしかったこととは?
妊娠期にパートナーにして欲しかったことについて聞いてみました。
「夫が妻にしてあげたかったこと」、「妻が夫にして欲しかったこと」を比較したところ、「家事」と答えた夫は46%に留まり、妻の71.5%と大きな差がありました。その他、「(一緒に過ごす)時間の確保」については、夫の45.5%に対して、妻は43%と差はなく、「外出の補助」については夫の28.5%に対して、妻の41.5%と大差でした。
夫は疲れて家に帰宅するからなのか、妻を精神的に支えたいとは思っているようですが、妻としては現実的に体力を使う家事の負担軽減を望んでいることが分かりました。
リアルなママの声
最後に、妊娠中に残念に思った夫の行動、協力的でなかったことについて、妻たちの正直な声を聞いてみました。
・仕事が忙しくて、毎日仕事中心であったこと。
・一緒に買い物に行っても荷物を持たない。歩くスピードが速い。
・出産間際に夫が勤務先を県外へ変えた。見込み収入や待遇などの細かい情報をなかなか得ることができず、出産を控えているのにとても不安だった。
・急変時に対応できないと困るのでやめてほしいと頼んでも、無視して臨月まで酒を飲んだり、旅行したりしていた。
調査概要
・実施対象:日本国内の2歳以下の子どもを持つ30代既婚男女(妊娠中を含む)
・サンプル数:400(男女比50:50)
・実施期間:2017年8月9日(水)〜2017年8月13日(日)
こちらの調査の詳細は、特設サイト「#パパトーク」で公開中。この機会に、将来パパになり得る彼や夫と一緒に見て、「父親」について考えてみてはいかがでしょうか?
特設サイト:http://kishokai.or.jp/papa-talk/
提供:医療法人 葵鐘会
※この記事は2017年09月29日に公開されたものです