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女性ホルモンは増やしていいの? 効果的なととのえ方とは

髙橋怜奈

年齢とともに女性ホルモンは減少する?

女性ホルモンは常に同じ量を分泌しているわけではなく、年齢によって変化します。ここでは、女性ホルモンの量がどのように変化していくのか見てみましょう。

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思春期:8歳~18歳ごろ

エストロゲンが少しずつ分泌されるようになります。皮下脂肪で体が丸みをおびてきたり、胸が膨らんできたり、大人の女性の体に近づいてくるのが特徴です。

成熟期:19歳~44歳ごろ

エストロゲンの分泌が順調になり、個人差はありますが、ほとんどの女性は遅くても25歳までに安定します。そして、40歳を過ぎるころになると、卵巣機能の低下により、分泌量が徐々に減少していきます。

更年期:45歳~55歳

閉経が起こる前後の5年間、日本産婦人科学会では45歳~55歳ぐらいまでを「更年期」と呼んでいます。この時期、閉経を迎え、エストロゲンの量は急激に減少します。

老年期:56歳以降

更年期が過ぎた50代半ば以降を老年期と言います。老年期を迎えると、エストロゲンの分泌がなくなり、男性との差はほとんどなくなります。

次ページ:女性ホルモンをととのえるコツ

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