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「職場恋愛の片思い」を実らせるには? 効果的なアプローチ方法

織田隼人(心理コーディネーター)

ファナティック

専門家に聞いた「職場恋愛を実らせるコツ」

職場恋愛の片思いから交際に発展させるためのテクニックは、相手との関係性によって変わってくるもの。どのような方法が効果的なのでしょうか? 男女の心理のちがいにくわしい、心理コーディネーターの織田隼人さんに、「職場恋愛を実らせるコツ」を聞いてみました。

上司・先輩に片思いしている場合

man-person-apple-iphone上司や先輩は「相談」に乗ってくれやすいので、相談の機会をたくさん作ることからはじめてください。仕事で進捗があれば、進捗があったことを伝える。わからないことがあったら、2〜3個まとめて聞きにいく。こうしたやりとりを通じて、相手との距離が縮まります。

学校や職場などで、先生や上司目線で「できない子ほどかわいい」とはよく言いますが、これは「できない子にはたくさん世話をするため、頻繁にコミュニケーションをとることで好きになっていく」というプロセスがあるためです。できない子になる必要はありませんが、たくさんコミュニケーションをとることは、相手に好かれるコツ。仕事をうまく活用して、頻繁にコミュニケーションをとっていきましょう。

同僚に片思いしている場合

startup-photos-1同僚に片思いをしている場合は、「同僚同士の勉強会や懇親会」を開くことからはじめてみてください。同僚というのは、同じ立場であることから仲よくなりやすいです。年が近ければ会話もしやすいし、お互いに助け合える仲にもなれます。そのためには、最初に「仲間」である認識を作るのが一番です。仲間とは、一緒に作業をする人です。今の時点で仲間意識が芽生えていれば、あとは一緒にいる時間を増やしていく形となりますが、仲間意識が薄い場合にはまずは仲間になることからはじめたほうがいいでしょう。

そこで効果的なのが、勉強会や懇親会です。同僚同士で集まって勉強したり、みんなでお茶したり、飲み会をしたりしましょう。これを繰り返すことで、どんどん仲間意識が芽生えていきます。仲間意識が芽生えてきたら、「2人で勉強しようよ」など誘って、2人きりになる時間を作っていきましょう。そこで距離を縮めていくと、どんどん仲よくなれます。そうすることで、お互いに相手のことを知り尽くして信頼・安心できるようになるので、付き合える可能性がさらにアップします。

部下・後輩に片思いしている場合

pexels-photo-380769部下や後輩相手にアプローチしたいときは、自分が上の立場になるのでやさしく接すること、そして相手から興味を持ってくれるようにすることが大切です。というのも、相手が部下や後輩である場合に下手に接すると、セクハラやパワハラになるからです。セクハラは男性が女性にするものだけではなく、女性が男性にするものも該当します。最近では、女性が男性に行うセクハラもどんどん目に見えるようになり、問題が顕在化してきています。そのため、まずは相手に恋愛的な興味を持ってもらうことからはじめる必要があります。

そのためには、物理的距離を詰めて相手にドキドキしてもらうのが効果的。顔を近づけて会話をしたり、話すときでも一歩近づいて会話したり、横になって会話するときでも腕や肩が触れ合う距離にしたりしてみましょう。距離が近づくと、相手はドキドキします。しかも、無理に迫っているわけではないので、セクハラやパワハラにもなりにくいです。

こうしてじわじわと距離を詰めつつ、相手に意識してもらうことが大切です。悩み相談なども積極的に引き受けるようにして、相手の話をいろいろと聞き、心の距離も詰めていきましょう。彼が困っていたら、味方になってあげるのもいいですね。物理的距離と心の距離を近づけて、恋愛へと発展させていってください。

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