お酒に酔わない飲み方~お酒にまつわるウソ・ホントを解明~
お酒の酔わない飲み方
お酒を飲んで酔うのは、アルコールが脳を麻痺させるからだとわかりました。それでは、お酒を飲んでも酔わないようにする方法はあるのでしょうか。お酒を飲むタイミングごとに、対策方法を解説します。
お酒を飲む前にすべきこと
古川:アルコールを急激に摂取すると、酔いが進みやすくなって悪酔いや二日酔いの原因となります。酔いを防ぐために、空腹の状態で飲酒をするのは避けましょう。具体的には、脂肪分を多く含むバター類、チーズなどの摂取が効果的です。また、ドレッシング(ノンオイルでないもの)をかけたサラダを食べてもよいでしょう。コンビニなどで売られている栄養ドリンクを飲むのも効果的です。
お酒を飲んでいるときにすべきこと
古川:お酒を飲む時は、以下のポイントに気をつけてください。
酔いにくいお酒の種類と飲み方
アルコール度数の低いお酒をゆっくりと飲んでください。水やお茶で割って飲んでもよいです。逆に、お酒を一気飲みしたり、ロックやストレートなどで飲むと酔いやすくなってしまいます。
酔いにくいおつまみ
アルコールの吸収をゆっくりにするためには、脂肪分が重要です。チーズ、揚げ物、脂の乗った魚や肉などがよいでしょう。
酔いにくい行動
摂取したアルコールと同じくらい水を飲んで、トイレは我慢せずに行きましょう。また、食事や会話も楽しみながら、ゆっくりと飲むようにしてください。
お酒を飲み終わったあとにすべきこと
古川:まずはしっかりと水分を摂ることです。二日酔いになる原因の一つに脱水症状があります。アルコールそのものに利尿作用があるため、アルコールを飲めば飲むほど体から水分が失われてしまいます。睡眠前にしっかり水分補給をしておけば、脱水症状を防いで二日酔いを予防できます。