「上から目線」とは? 心理と特徴&直し方を解説
指摘してOK? 上から目線な人への対処法
上から目線の人とは、実際どう付き合っていけばいいのでしょうか。友達、上司、後輩、恋人の4パターンについて、対処法を解説します。
友達の場合
上から目線で接してくる人は、自分を大きく見せたいがために話を盛る傾向にあります。
友達が話している内容もオーバーになっている可能性があるので、話半分に聞いておきましょう。実際に、後で別の友達に聞いてみたら、ニュアンスがかなり違った、というのはよくある話です。
友達のことを、「自信がないんだな」「怖がりなんだな」と理解する目で見てみると、イライラが収まって冷静になれます。軽く受け流しつつ、適度な距離で付き合うといいでしょう。
上司の場合
上司は立場が上なので、上から目線で接してこられても仕方ないと言えます。
とはいえ「おまえはここがダメなんだ」などと高圧的な態度だと、やはり不愉快に感じてしまうかもしれません。
上から目線で話してくる人は承認欲求が強いため、肯定してあげることがひとつの方法です。「上司を尊重していますよ」という態度を取るといいでしょう。
上司に何か言われてイラッとする時は、自分の中に競争意識や劣等感がある時です。「自分も張り合っているんだな」と理解した上で、気にしすぎないように、仕事に集中するのがおすすめです。
後輩の場合
後輩の場合は最初が肝心なので、関係性が固定されないうちに上手に指摘してあげるといいでしょう。
上から目線の発言があった時に、「いやいや(笑)、今のどこから物言ってるの?」と、ユーモアを交えて気づかせてあげると効果的です。
また、他の人に対して上から目線の言動があった場合には、「今のは偉そうに思われるからよくないよ」と具体的に教えてあげましょう。その際、後輩の話を聞いてあげることも忘れずに。
恋人の場合
恋人の場合は立場が台頭なので、上手に教えてあげるのがよい方法です。
例えば「明日会える?」と聞いた時に「会ってやってもいいよ」と言われたら、「いやー、すごい上から目線(笑)」と冗談っぽく言ってみましょう。その都度さりげなく言うことで、相手も気づきます。
ただしあまりにもひどいようなら、「そういう言い方をされると、私はすごく悲しい」と伝えましょう。我慢して飲み込んでいるとイライラがたまり、いつか怒りが爆発してしまいます。
そうならないように、日頃からコミュニケーションを取っておくといいですね。
また、恋人に尊敬できるところがあれば、「こういうところすごいよね」と伝えるのもおすすめです。