「上から目線」とは? 心理と特徴&直し方を解説
上から目線の改善方法
ここまで読んで、「もしかして自分も上から目線になってしまっているかも」と心配になった人もいるかもしれません。そんな時の改善策をお伝えします。
まず、アドバイスをやめることから意識するといいでしょう。例えば「恋愛で悩んでいるの」と言われた時、相手はアドバイスよりも話を聞いて共感してほしいと思っていると考えてください。
アドバイスがほしい時、ほとんどの人は「どうしたらいいと思う?」とはっきりと聞いてきます。もしそういった問いかけがなければ、アドバイスは求められていないというサイン。
アドバイスをしなくても、「そうなんだね」と親身になって聞くだけで、相手は自分で解決していくものです。
次に言葉使いです。発言内容は同じでも、言い方を柔らかく変えるだけで相手が受ける印象は変わります。上から目線だと思われる人は、ストレートな物言いで断定したり、批判的な口調になることが多いです。
例えば「○○さんは彼に対して遠慮しすぎ」「早くこの仕事やってよ」と言う時には、「○○さんは彼に対して遠慮してるところがあるんじゃないかな、どう?」「申し訳ないのだけど、この仕事早くしてもらえるとすごく助かる」など、自分はこう思うけど、あなたはどう? と疑問形にしたり、「申し訳ないのだけど」というクッション言葉を入れることで、相手が受け入れやすい表現になります。
また、「○○って分かる?」「そんなことも知らないの?」といった相手を試すような聞き方はしないように気をつけましょう。