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「上から目線」とは? 心理と特徴&直し方を解説

高見綾(心理カウンセラー)

なぜ上から目線な言動を取ってしまうのか

基本的に上から目線な態度を取る人は、相手よりも自分のほうが優れていると思っています。

とはいえ、自信満々かといえばそうではなく、むしろ気が弱くて自信のない人が多いです。

これまでの人生で他人より優れた実績を残せておらず、自分は優秀だという感覚を持てたことがない人が、上から目線になりやすいのです。

劣等感が強く「自分は相手よりも劣っている」と思うのも、周りに思われるのも怖いのです。

「上から物を言わないと、なめられてしまう」「上から物を言わないと、相手にしてもらえない」といった怖れや不安を強く持っています。

そのため、上から目線な態度を取ることで、自分が優位にいることが感じられると安心するのでしょう。

自分を守ることに一生懸命になっているため、対等性という意識に欠け、自分や相手の力を正しく見極めることが苦手です。

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