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男女のお金の使い方の違いから考えるオススメ家計管理術

斉田直世/CaSy

みなさんこんにちは、作家・イラストレーターの斉田直世です!

お互いが自分のお金を自由に使える独身時代と違い、結婚後の夫婦にとって、家計管理は重要な問題ですよね。マイホームや育児、老後など、将来に備えるためには、夫婦で話し合って、お互いが無理なく、納得できる貯蓄方法を選ぶことが大切です。

「でも、お金のことって何だか話しにくくて」と避けて通ってはいませんか? 金銭感覚の違いが引き起こすのは、揉め事とストレスです。人生を共にするパートナーとは、お金に関する考え方も、しっかり共有しておきたいですよね。まずは、男女のお金の使い方の違いを理解した上で、我が家の家計管理について話し合ってみましょう。

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女性はやりくり上手

女性のお金の使い方は、とっても現実的。手元にある現金の中から、生活費をやりくりし、余った分を将来のために貯蓄をしようとします。でも、時々は美容、お稽古、スイーツなど「頑張った自分へのご褒美」にお金をかけないと、ストレスが溜まってしまうので要注意。また、「お得感」に弱く、自分と同じものを買った友人より、得をすることに価値を見出します。

男性は「節約」よりも「増収」

手元にある現金を、どう増やすかを考えるのが男性です。その手段として、接待や資格取得、セミナーなど、人脈や自分の能力に投資するタイプもいれば、「一攫千金!」とばかりにギャンブルに走るタイプも。日々の倹約や貯金は、あまり得意でなく、何事も効率重視のため、安い食材を買うためにスーパーをはしごするようなことはしません。

一点豪華主義は誇りの証

車や時計など、男性が高価な商品を購入し、派手に消費するのは、自分の仕事=稼ぎに対する誇りの証です。一点豪華主義よりも、日々の生活の質を高めていく方に幸せを感じる女性からすると、「そんな高価なもの!」とか「同じ時計ならディスカウントショップで買えばいいのに……」と考えてしまいますが、欲があるからこそ、一流の男になっていくことを理解しましょう。

見えない倹約でサポート

夢の実現など、将来のために貯金管理をしていくのは、女性が得意な分野です。しかし、夫にも、「お酒は1日1本発泡酒のみ」などと日々倹約を強いると、男性としての仕事の活動量に影響し、年収も上がりづらくなってしまいます。見えない倹約は女性が行い、男性には普通の生活をしてもらいながら、より多く稼いでもらう方が、結果的に貯蓄UPに繋がることもあるのです。

おわりに

中には、「夫のほうがやりくり上手」「妻の金遣いが荒くて困る……」というご家庭もあるかもしれません。家計管理は、得意な方が財布を握る、夫婦別々にやりくりし、毎月一定の貯蓄額を出しあうなど、それぞれの家庭に一番合った方法を、二人で相談して決めることが大切です。一度決めたあとも、出産や進学、転職など人生の転機で見直す作業も忘れてはいけません。どんなときでも、夫婦の意見が合致していれば揉めることはないはずです。

(斉田直世/CaSy家事代行)

※この記事は2015年04月16日に公開されたものです

斉田直世/CaSy

作家・イラストレーター。作家雑誌や広告でイラストを描く傍ら、在学中に発表した『現役女子大生キャバ嬢が教える ちょいモテ男になる技術』(2005年幻冬舎刊)にて作家デビュー。お水経験を活かしたエピソードと、男女へのリサーチから導き出された恋愛テクを武器に、作家としての才能も発揮。各メディアで「恋愛アドバイザー」としても活躍。2006年に結婚・出産し、一児の母でもある。著書多数。家事代行CaSyなどで記事執筆中。

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