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どんな目標の立て方が、モチベーションを高めるの?

新しい年を迎えたとき、「今年こそはこんな自分になりたい!」と目標を設定する方は多いことと思います。しかし、この設定の仕方が間違っていると、単なる「絵に描いた餅」で終わってしまうことも……。モチベーションを高めてくれる、上手な目標設定のコツを紹介します。

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現状を把握する

自分にとって適切な目標を設定するためには、まず「現在の自分」を知る必要があります。まだ歩けない子どもが、「数か月以内に自転車に乗れるようになる!」なんて目標を設定しても、実現は不可能。目標に振り回されて、「歩く練習」さえ怠ってしまう可能性もありますよね。

まずは「自分にできること、できないこと」「足りないもの」をしっかりと見つめなおします。辛い作業になるかもしれませんが、成長のための一歩と捉えて頑張ってください。

目標は「少しだけ高め」に

目標達成のためのモチベーションを維持するためには、「自分なら必ず、この目標を達成できる!」と信じられることが重要です。「もしかしたらできないのでは……」という気持ちは、「どうせ無理」へと変化し、最終的には「やっぱり無理だった」になってしまうでしょう。

こうならないためには、現状の自分よりも「少しだけ高め」の目標を設定することが必要です。努力をして目標が達成できたら、また新たな目標へと向かうモチベーションも生まれるはず。良い流れを作り出すためにも、難しすぎない目標を用意します。

具体的に決める

目標を決めるとき、「こんな自分になりたい!」と漠然とした気持ちでスタートする方は多いはず。もちろんそれは大切な出発点なのですが、そのままでは「良い目標」とは言えません。「理想の自分」になるためには、何をするべきなのか。

ここまで考えて、目標を決めましょう。

「もっとスリムな自分になりたい」という理想があるなら、まずは「あと何キロ痩せれば理想に近づくのか」を考えましょう。そしてそれを実現するために必要な手順を決めるのです。「毎日30分のウォーキングをする」という目標は、かなり具体的。

こうすることで、実行しやすくなります。

パブリック・コミットメント

最後に、目標達成に使える、心理学の知識も紹介します。それが「パブリック・コミットメント」です。これは、周囲の人たちに自分の目標を公言することで、自分の中に「それに沿った行動をしなければならない」という気持ちが生まれ、実際に目標が実現できる可能性も高まる、という作用を示しています。

目標を自分の中で抱え込んでしまう方は多いはず。しかし本気で達成を目指すのであれば、積極的に周囲に伝えた方が良いのです。自分だけでは、つい甘えてしまう……なんてタイプの方は、自分を追い込むためにも活用してみてはいかがでしょうか。

目標は、立てるだけでは駄目! 努力して達成することで、初めて意味があるものになるのです。ぜひ上手な目標設定で、自分を成長させてみてくださいね。

※この記事は2015年01月04日に公開されたものです

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