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プレゼンで的確に表現できる、2つの方法とは?「SDS法」「PREP法」

職場の会議や、取引先との商談で、「プレゼンするのが苦手だな……」と感じている方はいませんか? 自分が伝えたい内容を、的確に、そして最大限魅力的に話すのがプレゼンのコツ! これさえ知っておけば、あなたもすぐにプレゼン上手に変身できる!? 2つの方法を紹介します。

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プレゼンの基本……それは構成!

相手に分かりやすく、そして魅力的に何かを伝えるために、大切なのは「話の構成」です。構成とは、何をどのように、どういった順番で伝えていくかという、プレゼンの骨組みのようなもの。これさえしっかりしていれば、プレゼンの内容がぐちゃぐちゃになってしまうことはありません。

上手な構成をするために必要なのは、才能ではありません。正しい知識さえ身に付けておけば、誰でも簡単にプレゼン構成を決定することができるのです。

構成方法その1「SDS法」

構成方法の基本として、ぜひ覚えておきたい方法の一つ目は「SDS法」です。この「SDS」とは「Summary Details Summary」の略。この方法にのっとると、最初にプレゼン内容の要約を伝え、そしてその後、詳細な説明を加えます。

最後にまとめを伝えましょう。

この方法を使うと、「ただ単に結論だけを伝える」のではなく、「話全体のストーリー性」を重視してプレゼンすることが可能になります。聞いている人に、プレゼン内容に関する知識があまりないような場合には、「とにかく興味を持ってもらうこと」が必要です。

そしてSDS法はそれに適したプレゼン方法だと言えるでしょう。

上手にSDS法を使いこなすために重要なのは、最初の「S」でいかに聞き手を惹きつけられるかということです。「この話を聞くと、あなたにはこんなにメリットがありますよ」と説明することで、注目度をアップできます。

構成方法その2「PREP法」

頭に入れておきたい構成方法の基本、二つ目は「PREP法」です。「PREP」とは「Point Reason Example Point」の略。まずズバリ結論を伝え、次にその理由を説明します。その根拠となる例を示したら、最後にまとめを伝えます。

PREP法を使うメリットは、手っ取り早く、相手に結論を伝えられることです。「長々と話しながら、結局何が言いたいのかわからなかった……」なんて会話を経験したことはありませんか? PREP法で最初にズバリ結論を伝えられれば、こんな事態は避けられるでしょう。

反面、「今後話がどう展開していくのか」というストーリー性を期待することはできません。簡潔に、そして的確に自分の意見を相手に届けたいときに使うのが効果的だと言えるでしょう。

PREP法が向いているのは、「報告」がメインであるプレゼンです。相手にも、話の内容についての予備知識が十分にあるときに、効果を発揮してくれるでしょう。

プレゼンの内容や状況に応じて、選ぶべき基本構成は異なります。まず自分が「誰に」「どんな内容の」プレゼンをするのかを、考えてみてください。おのずと選ぶべき構成方法がわかることでしょう。

※この記事は2015年01月04日に公開されたものです

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