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プレゼンは相手のタイプに合わせると良い「目的で選ぶプレゼン方法3種」―「視覚」「聴覚」「感性」

プレゼンをするとなるとそれなりの準備や心構えが必要になりますが、誰を相手に行うのか、何をテーマに扱うのかによってもやり方は異なります。特に相手がわかっているのであれば、その人たちの性格にあったやり方を選ぶとより効果が高くなることも。そこで今回は、目的に合わせた3種類のプレゼン方法についてご紹介しましょう。

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具体的なイメージがあるなら「視覚型」で勝負

ビジネスシーンなどで行われるプレゼンは、視覚情報が与える影響が非常に大きいと考えられています。そのため数字化・グラフ化した詳細データや、画像・映像のような視覚に訴えるテーマを扱う場合は、口で説明するよりも視覚で情報を提供することをメーンに考えましょう。このとき口での説明はあくまで視覚情報の補足程度にしながら、相手が資料に集中して考えられるようにします。もし口での説明に一時的にでも集中してもらいたい場合は「あとこれは、資料には載っていない情報なのですが……」といったように前置きをして、相手が聞き逃さないような状況を整えてあげると良いでしょう。

話し上手なら「聴覚型」で勝負

視覚的な情報がない場合は、口で説明することにしっかりと耳を傾けてもらうことでプレゼンの成功を目指します。ここで重要なのは「一方的に話している」という気持ちにならないことで、「相手に聞いてもらっている」ということを常に意識することです。そのためには相手が説明を理解するための間が必要ですから、話し方もリズムが重要になります。説明中に特に印象付けたい部分があるのなら、声を強めたり何度も言ったりすることで伝わりやすくなることでしょう。プレゼン中は相手の目を見ながら、理解しているかどうかを確認しておくことも必要になります。

気持ちの強さをわかってもらいたいなら「感性型」で勝負

「感性」とは知覚的なものであり、プレゼンでいえば「感動した」「共感した」「熱意が伝わってきた」といったようなものになります。つまり具体的な内容もさることながら、それを熱心に伝えるプレゼンそのものが強い影響を与えているのです。名ゼリフが世界的に話題となるようなスピーチは「感性型」に該当すると考えられますが、熱意だけではプレゼンの成功は難しいので他の要素も盛り込むといいでしょう。

いつもいまいちプレゼンがうまくいかないという方は、テーマとプレゼンの方法があってない可能性も。ぜひ次の機会には今回の内容を参考にして、普段とはやり方をかえてアピールしてみてはいかがでしょうか。

※この記事は2013年12月17日に公開されたものです

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