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そこに幸せはない。元彼と友達になるのがダメな理由

神崎桃子(恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト)

元彼と友達になるのがダメな理由

あなたも彼も、2人がうまくいかなくなった原因をきちんと反省して成長しているでしょうか。

「相手の気持ち、わかろうとしてなかったな……」
「未熟だったあのときと今はちがう」

と胸を張って言えるでしょうか。

お互いが以前と何も変わっていなければ、再びかかわったとしても傷の上塗りをしてしまうだけ……。

元彼と友達になることは
あなたと彼が“あの頃よりももっと大人になっているとき”のみ許される行為なんです!

元彼の気持ち

男性はこっぴどく振られたとか、最悪な別れ方をしていなければ、元カノから「友達になって」と言われればあわよくばを狙ってくるでしょう。

男性は「一度手に入れたものは俺のもの」「付き合ったことのある女性は自分のもの」……という“ジャイアン気質”があります。

男性ホルモン“テストステロン” が強ければ強いほどその支配欲が出てしまうのです。

女性から連絡を取ることで「コイツはまだ俺のことを好きにちがいない」という確信を持つでしょう。

「友達」と言われても男性にとってそれは通用しません。“元カノ”は今でも自分の縄張り、性的対象なのです。

その元彼に今、大事な彼女がいるなら話は別ですが、男性は元カノに対しこっちが言い寄れば欲求を受け入れてくれる、相手をしてくれると思っているものなのです。

次の恋への影響

男としてでなく、彼の人間性や仕事の能力を評価している場合を除いて、元彼と友達になるメリットはほぼありません。

むしろトラブルになると思っておくべきです。

女性のほうから「会いたい」「友達として」と申し出れば男性はそれを受け入れてくれるかもしれませんが、“一時的な火遊び”になることは多いでしょう。

そのとき、余計惨めな思いをするのはあなたなのです。

別れた相手を友達にしなくてはいけないくらいあなたは友達に困っていないはず……!

元彼のことを「もう男として絶対見れない」「安全パイのただのいい人止まり」でない限り、“本当の友達”になどなれないのです。

元彼に目を向けるより、ほかの男性に目を向けたほうがよほどメリットになるでしょう。

次ページ:次の恋がやってくれば元彼なんてどうでもいい男に成り下がるもの!!

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