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「もうやだ」と思う時の心理とは? 助けてのサイン?

高見綾(心理カウンセラー)

口癖を直すには?

辛い気持ちからつい発してしまうネガティブな言葉。

とはいえ、あまりに言いすぎているとマイナスな気分になるだけでなく、周囲のことも暗い気持ちにさせてしまいますよね。

そんなときは、次の口癖を直す方法を実践してみましょう。

(1)ゲーム感覚でできるペナルティをつくる

「もうやだ」と言ってしまったら、100円を貯金箱に入れる、コンビニの募金箱に入れるなど、ルールをつくります。気軽に楽しめるようなものがいいです。

(2)話すときにひと呼吸おく

思ったことをポンポンしゃべっていると、口癖が出てしまいます。話すときにはひと呼吸おいて、何を話すかをまとめてから話しましょう。

(3)まわりの人に教えてもらう

口癖は自分でも気づかないうちに言っていることが多いもの。

まわりの人に協力を仰いで、「私が『もうやだ』って言ったら、教えてね。直したいと思っているから」とあらかじめ伝えておきましょう。

(4)「もうやだ」のあとにプラスの言葉をつけ加える

思わず言ってしまったときには、「もうやだ……と思うほど、私はよくがんばっているよね」「もうやだ……と思ったけど、もう少しがんばってみよう」など、プラスの言葉をつけ加えてみます。聞いているほうも、言った自分も、感覚が変わるはずです。

次ページ:仕事も人生も「もうやだ」と感じたときの対処法

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