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「もうやだ」と思う時の心理とは? 助けてのサイン?

高見綾(心理カウンセラー)

仕事も人生も「もうやだ」と感じたときの対処法

仕事も人生も「もうやだ」と感じたとき、私たちの心は余裕をなくしています。

そんなときはどうしたらいいのでしょうか。すぐできる対処法と、口癖を直す方法について考えてみました。

(1)「大丈夫、大丈夫」と言う

精神的に余裕がないときは、ポジティブに考えようと思っても気持ちを切り替えることができません。

そこでまずは「大丈夫、大丈夫」と声に出して、気持ちを落ち着かせることを優先しましょう。

(2)たっぷり寝る

「もうやだ」と思ったときにあれこれ考え続けるのは、さらに精神的に追い詰められてしまうのでおすすめできません。

自分を余裕のある状態にしたあとで考えるほうが効果的です。睡眠時間が短いとイライラしてしまいやすいので、まずはたっぷり8時間くらい寝ましょう。

(3)紙に今の気持ちを書く

紙を1枚用意して、今の自分の気持ちを思いつくままに書き出します。

書いた紙はあとで読み返さずに破って捨てます。誰にも読まれることはないので、ポイントは綺麗に書こうとか、整理して書こうなどは考えずに、思いつくままに書くこと。

すると、何が嫌だと思っているのかがより明確に理解できるようになります。

(4)運動する

「もうやだ」と思うときは、気持ちが内にこもってネガティブなことに支配されています。

運動などに没頭して意識を外に向けると、気持ちが楽になります。できればジョギングや筋トレなど、何も考えられなくなるくらいの激しめの運動が向いています。

次ページ:まずは心の余裕をつくることからはじめてみよう

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