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専門家 働き方

疲れた、もう嫌だ、何もしたくない……自暴自棄になったときの解決法

笹氣健治(心理カウンセラー)

恋も仕事も人間関係も……それなりにいろいろな経験を積んできたけれど、おひとり様ってちょっと複雑!? 未婚のアラサー女子ならではの心境をセキララにつづります!

「何ひとついいことがない」「やってられない」「何もかもどうでもよくなった」「何もしたくない」「もう嫌だ」……こんなふうに、人生に虚しさを感じ、生きる希望を持てなくなってしまったことがありますか? どうしてそんな気持ちになってしまうのか、そんな気持ちにならないようにするには何をすればいいのか、もしそんな気持ちになってしまったらどうすればいいのか……? こういった気持ちに陥ったことのあるアラサー独身女性のために、これからの生き方のヒントを提示したいと思います。

もう嫌だ! 女性が自暴自棄になるとき

アラサーは、今後の人生の方向性を考え直すターニングポイントとなる年齢。いろいろ迷いや不安が生じて悩む機会も多くなります。そんな不安定な時期だからこそ、思った通りにうまくいかないことが続くと、どうしても気分が滅入ってきて、何もかもどうでもいいと投げやりになってしまいがちです。それは仕方がないことだといえます。

女性が自暴自棄になった経験

アラサー独身女性のみなさんが自暴自棄になってしまう瞬間について調査してみました。

Q.あなたは、自暴自棄になってしまうことがありますか?

・「よくある」15.3%
・「ときどきある」33.3%
・「あまりない」35.3%
・「まったくない」16.0%
※有効回答数150件
(四捨五入の関係でちょうど100%にならないことがあります)

 

このアンケート結果によると、アラサー独身女性のおよそ2人に1人が「自暴自棄になってしまうことがある」と答えています。自暴自棄とは、明るい展望が描けなくなった結果、やけになってこれまで積み上げてきたものをぶち壊すような行為をすること。つまり、今の30歳前後の女性の中に、仕事・私生活・人間関係などにおいて、将来への希望が見出せずに悩んでいる人が少なからずいることを表しています。

女性が自暴自棄になるときとは

では、自暴自棄になってしまう理由とそのときのエピソードを聞いてみましょう。

疲れた……恋愛がうまくいかない

・「彼氏とあまり会えなくて、親にすすめられたお見合いをした」(29歳/建設・土木庁/事務系専門職)
・「彼氏もいい男でないし、仕事もしんどい」(32歳/生保・損保/営業職)
・「もう嫌だ! と思って『適当に男遊びしてやる!』と知り合いに誘いのメールを送ったことがありました」(26歳/学校・教育関連/技術職)

助けて……結婚できない

・「彼氏がもう半年もいなくて、もう結婚できないのではと思う」(26歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「友人が結婚して出産するという幸せそうな姿を見て、ひとり身の自分と比べてしまいショックを受けてしまいます」(31歳/自動車関連/事務系専門職)
・「このままおひとりさまだったらどうしよう、となって「もう何でもいいや!」と思いお菓子を食べまくることがある」(32歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

仕事がうまくいかない

・「自分の設定している目標を全然クリアできていない気がしてイライラするから」(28歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「仕事をもっとうまくできないかとか、自身の能力をより上げたいということに関しては、後悔や悩みがあります」(29歳/情報・IT/事務系専門職)

何かをする余裕がない

・「何もやる気がなくなって、友だちからも誘いも断るほど、誰にも会いたくなくなった」(33歳/その他/その他)
・「自暴自棄になっているときは、自分のための時間がまったく確保できないほどさまざまなことに忙殺される時期」(28歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)

アンケートによると、恋愛や結婚、仕事などさまざまな場面で迷いや悩みが生じて、それにより自暴自棄になっていることがわかります。

そもそも30歳前後という年齢は、これまでの人生を振り返り、今後の生き方の方向性を再構築するターニングポイントです。学校を卒業して社会に出て10年が過ぎ、仕事をするということがどういうことなのかだいたい掴めてきた中で、これから何を目指していこうか、どんな働き方をしていこうかと、迷いや不安が生じやすい時期なのです。また、仕事以外にも、プライベートをどうしていくかの決断を迫られることもあります。結婚をどうするか(相手がいる場合はその人と一緒になるかどうか、いない場合は積極的に相手を探すかどうか)、両親との関係はどうしていくか、といった点においても悩みを抱える機会が多くなっていきます。

選択や決断をしなければならないのに、果たしてそれで本当にいいのだろうかと思い悩む。しかし不確定要素が多い中ではどうしても決めきれず、決めたとしても不安はつきまといます。楽しそうに生きている周囲の同年代と自分を比べて焦りを感じたり、落ち込んだりすることもあるでしょう。そんなとき、いろいろとうまくいかないことがあると、ますます自分に自信が持てなくなり、将来について明るい展望が描けなくなるのは仕方のないことだといえます。

とはいえ、アラサーは人生のターニングポイントとなる年齢であり、そこは誰もが通る道です。アラサーより上の年代の人も、みなそれぞれこの悩みをなんとか乗り越えて生きています。そういう意味では、あれこれ悩むのは当然のことですので、せっかくだから自分自身のいろいろな面について見つめ直してみよう、そのためのいい機会だ、と捉えてみてはいかがでしょうか?

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