海外で行われているヘンなコンテスト10選「奥様運びコンテスト」
先日、錦織選手が全米オープンで準優勝という偉業を達成しました。テニスの全米オープンというと、知らない人を探すのが難しいほどメジャーな大会ですね。でも、世界には、逆に、知っている人を探す方が難しい「競技大会」もあるのです。
今回は、そんなヘンな大会をご紹介します。
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World Beard and Moustache Championships「世界 顎ひげ 口ひげ チャンピオンシップ」
世界中からひげ自慢が集まる世界大会です。2014年は10月25日(土)に優勝者が発表されます。
・Moustache Competition (口ひげ部門)
・Partial Beard Competition (部分顎ひげ部門)
・Full Beard Competition (全体顎ひげ部門)
の3部門で優勝者が決まります(笑)。
⇒『World Beard and Moustache Championships』の公式サイト
http://www.worldbeardchampionships.com/
Wife Carrying Competition「奥様運びコンテスト」
夫が奥さんを担いで障害コースを走ってタイムを競います。もともとフィンランド発祥のスポーツ(?)で、今ではなんと世界大会まで開催されています。フィンランドの本家以外でも世界各地で大会があります。アメリカにいる筆者の友人の言によると、アメリカではミシガン州のマーケット(Marquette)で開催される大会が有名だそうです。
Extreme Ironing「エクストリームアイロン掛け」
「エクストリームアイロン掛け」というと皆さん「何それ?」と思われるでしょう。これは、イギリス発祥のスポーツ(?)で、人跡未踏の地など、人がまず来ないだろうという場所に行ってアイロン台を広げ、アイロンを掛けるというものです。
内容が内容なので、競技者が集まって技を競うことはないようですが(笑)、自らのアイロニングを見せる「Extreme Ironing World Championships」といったサイトなどがあります。
⇒『Extreme Ironing Competition』
http://www.damncoolpictures.com/2007/05/extreme-ironing-competition.html
World Gurning Championship「ヘン顔(?)コンテスト」
「gurn」という言葉がありまして、「顔をゆがめた表現」とでもいいましょうか。ある年齢以上の人は「くしゃおじさん」を知っていると思いますが、ああいう顔の表現が「gurningなもの」です。これも世界大会が開催されており、毎年「すごく顔をゆがめることのできる人」が集結するのです。
バカだなあ。
Fierljeppen Competition「運河飛びコンテスト」
「Fierljeppen(フィーエルヤッペン)」とは、オランダで生まれたスポーツ(?)で、運河を棒高跳びの要領で跳び越えるというものです。オランダ開催の本大会が最も有名ですが、実は日本でも練習会・大会が行われています。
大阪府大阪市都島区に「日本フィーエルヤッペン協会」があり、フィーエルヤッペンの普及に努めています。
⇒『日本フィーエルヤッペン協会』の紹介ページ
http://www.furusatoyume.com/nfa/
UK Rock Paper Scissors Championships 「イギリスじゃんけん大会」
Rock(岩) Paper(紙) Scissors(はさみ)ですので、じゃんけんです。「バカだなあ」と思いますが、こういうのを真面目にやることに意味があるのかもしれませんね。2014年は10月4日にロンドンの「Green Man Pub」で開催されます(笑)。
優勝者は100ポンドもらえます。
Cooper?s Hill Cheese-Rolling and Wake「チーズ転がし祭り」
これはCompetition(競技大会)ではなく、一種のお祭りです。イギリスのコッツウォルズにある、Cooper?s Hil(クーパーズヒル)という丘で行われます。丘の頂上から、Double Gloucester cheese(ダブルグロスターチーズ)を転がして、それを追い掛けます。
少なくとも200年以上続いているとか(笑)。
World Bog Snorkelling Championships「世界泥沼シュノーケリング選手権」
「bog」は「湿地」とか「沼地」「泥沼」という意味です。イギリス中部ウェールズ(Wales)のLlanwrtyd Wells(スランウルティドウェルズ)村にほど近い、Waen Rhydd(ウィーンリド)沼地で開催されるシュノーケリング大会です。
なんでもひどい泥炭地で、沼もまさに泥沼。ですが、面白いということで、毎年世界中から競技者が集まるそうです。
World MTB Chariot Racing Championships「世界マウンテンバイク戦車選手権」
これまた上記のLlanwrtyd Wells(スランウルティドウェルズ)で開催されているバカな大会です。「Chariot」とは古代の戦争で使われた「戦車」で、映画『ベン・ハー』に登場するアレを想像してください。
アレの馬の部分を2台のマウンテンバイク(MTB)に取り替えて、乗り手はその自転車につながれた2輪のChariotに乗ります。これで競走するのです(笑)。
LE MARATHON DU MEDOC「ワイン飲み放題マラソン大会」
フランスのワインの産地として知られるPauillac(ポーイヤック)で開催されるマラソン大会です。普通のマラソンと違うのは、ぶどう畑を走り抜けることと、給水所ならぬ「給ワイン所」があって、ワインが飲み放題なことです(笑)。
倒れるんじゃないでしょうか。
⇒『LE MARATHON DU MEDOC』の公式サイト
http://www.marathondumedoc.com/
いかがでしたか? 世の中にはおかしな大会があるものですね。今回紹介した中で、あなたはどの大会に出たいと思いますか?
(高橋モータース@dcp)
※この記事は2014年09月24日に公開されたものです