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失敗は絶対NG! 大事なプレゼン前に行うと確実に緊張が和らぐ、呼吸の「すいっち」とは?

おのころ心平

1分間に16~20回の呼吸の幅は、「呼吸が浅く早い人から、ゆっくりな人」の幅。16回だとちょっとゆっくり、20回だと早すぎるので、理想的な呼吸回数は「1分間に18回」です。この「1分間に18回」というリズムが、地球上にもうひとつあります。それが、「海の波」なのです。穏やかな日という条件がつきますが、だいたい1分間に18回、波は寄せては返していきます。

息を吐いて自分を表現し、息を吸って人を理解する。人と人との関係には「呼吸」がとても重要な意味を持っています。日本人は「息を合わせる」「あうんの呼吸」という言葉で、昔からそのことを自然に理解していたのでしょう。

さらに、このふたつの言葉が意味することは、「呼吸のリズム」の大切さです。早すぎても遅すぎても、人とうまく合わせることができません。呼吸が早いと、気持ちは焦り、人の話を聞く余裕がなくなります。呼吸が遅いと、タイミングを外して人と合わなくなってきます。落ち着いて人の話を聞く一方で、本当の自分を無理なく出すことができると、人間関係はスムーズに、そしてうまくいくようになります。そのために必要なのが、「1分間で18回の呼吸リズム」です。

ここで「ハッピーすいっち」! 1分間に18回のリズムで呼吸しているとき、ココロはとても穏やかな状態をキープします。一度、時計を1分間眺めながら、呼吸の回数を数えてみましょう。「1分間に18回」がだいたいこんなリズムだと把握できたら、さあ、イメージしてください。浜辺に座って海を眺めている自分を。こちらに向かってくる波にあわせて吸い、沖に向かって引いていく波に合わせて吐き出します。穏やかな波をイメージして、呼吸を調律するのです。

すると、次第にココロが春の海のように穏やかになっていきます。ビジネスシーンのほか、日常生活でも緊張を感じたとき、ぜひ試してみましょう。きっと、いつもの自分に戻れるはずです。

<ハッピーすいっち>
「1分18回呼吸すいっち」

<方法>
穏やかな海を思い浮かべ、打ち寄せる波に合わせて呼吸する

<効果>
ココロを落ち着かせ、本来の自分を取り戻せる

(カラダ心理学者、ボディ・サイコロジスト・おのころ心平)

※この記事は2014年02月10日に公開されたものです

おのころ心平

ボディ・サイコロジスト(カラダ心理学者)。カラダのクセや症状から、そのクライアントの心理状態を読み解き、ココロの生活習慣、カラダの生活習慣改善をうながすカウンセラーとして19年間、2万2000件以上の実績をもつ。
2008年、一般社団法人自然治癒力学校を開校し、これまでの経験やセルフケアに関する知識を講座やワークショップとして全国展開。多くのセラピスト、代替療法家、教育者、医療従事者、ホリスティックドクターへの指導をおこなう。著書に『ハッピーすいっち』(KADOKAWA メディアファクトリー)、『きれいのココロ』(マイナビ)など。

●自然治癒力学校オフィシャルHP
http://naturalhealing-school.org/

●おのころ心平 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/onocoroshinpei/

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