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生理痛や冷えの原因にも! 女子を悩ます「骨盤のゆがみ矯正法」

◆簡単! 骨盤矯正法

1.骨盤の左右への傾きを修正する「左右ゆらゆら」

椅子に座った状態で坐骨の下に手のひらを上にしたまま手を入れて、右手に右の坐骨、左手に左の坐骨をしっかりと押し当てます。体重をかけられるようになったら、手を外して片方ずつのお尻に体重をかけていくように、左右にゆらゆらとゆっくり動いてください。

骨盤が左右どちらかに傾いている人は、体重を乗せやすいほうと乗せにくいほうがあります。体重を乗せにくいほうにはゆっくりと、じっくり体重をかけるようにしましょう。1時間に1回、左右に10回ゆらゆら体重のかけ直しをしてください。

2.骨盤の前後への傾きを修正する「前後ゆらゆら」

椅子に座った状態で肩幅に足を開き、おへそを前に出すように腰を前に反らせます。次は反対に腰を丸めるようにゆっくり後ろに倒していきます。坐骨が立つ、寝かせる感覚が得られるところまで、ていねいにゆっくりと行ってください。前後に10回動かして、最後は恥骨とみぞおち(ブラのアンダー中央あたり)が直線でつながるように、お腹を平らにして5秒ほどキープして終わります。

腰の反りが強い人や普段から腰を丸めて座ることが多い人は、動きがぎこちなくなることが多いです。動かしにくいと感じたらスカートやパンツのベルト部分をつかんで、前後に自分で引っ張りながら行うとよいでしょう。

※ただし行っていて痛みが出てくる、もしくは今現在痛みがある人は、この運動はお控えください。

骨盤は日々の生活の中でゆがんでいくケースが多いです。普段から恥骨とみぞおちのラインが直線でつながるように意識し、お尻を締めて骨盤を安定させ、ゆがみを作らないよう気をつけしましょう。

どちらも今日からでも簡単にできる動きなので、骨盤をこれ以上ゆがませないよう実行してみてくださいね!

(監修:山下 典枝、文:池田園子)

※『マイナビウーマン』にて2013年11月にWebアンケート。有効回答数308件(マイナビウーマン会員:22歳~34歳の働く女性)。

監修  山下 典枝(ヤマシタ ノリエ)

女性専用カイロプラクティックオフィス「カラダラボ」(http://karadalab.jp/)院長、カイロプラクター。カイロプラクティックに加え、施術後の状態をキープするためのストレッチ、日常の姿勢や癖の改善の指導も行う。妊産婦への施術実績多数。日本の大会のみならず海外大会にも出場するランナーへのメンテナンスも定期的に行う。

※この記事は2013年12月24日に公開されたものです

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