お金のせいで恋が疲弊!? 男のプライドを枯らす言動＆対処法
■女性が面倒を見ると、男性の愛情は薄まっていく
人間だって、動物です。本能的に女性は、自分が子どもを産み育てるときに、自分と子どもが何不自由なく暮らしていけるための“巣づくり”をしたいと願っています。だから、大昔だったら体力のある男性がモテたわけですし、現代だったらお金を稼げる男性がモテる。それは当たり前のこと。精神論だけで乗り越えようにも、女性は本能的に、自分と家族を守れない男性に嫌気がさしてしまう生き物なんです。
恋に燃え上がって、相手のためになんでもしてあげたいと願うのは、恋愛初期のまだドーパミンが出まくっている状態でのこと。でも、その情熱も普通なら3年をめどに冷めていきます。いちばんいいのは、恋した男性と結婚し、穏やかな家庭をつくり、助け合い、尊重しあう関係でい続けること。それが、恋が終わったあとでも、愛情が深まっていくパターン。そのためには、お互いの責任をきちんと取れるということが条件だと思うんです。
もしも、燃えあがった恋が冷めたときに、そばにいる男性が、まったく自分や家族のことを養う気もなく、ただ女性にぶら下がって生きている男性だったらどうでしょう？ ただ想いがなくなるだけではなく、嫌悪感すら抱くようになることだってあると思います。
もちろん、「男性だけで生活のすべてを養え」と言っているわけではありませんよ。今どき、女性も働いて家計を支えることは必要です。ただ、そもそも男性に家族を養おうという強い意志があるかどうか、が大事だと思うんです。ここで頭に入れておいたほうがいいのは、お金に関する男性の心構えのこと。男性とは本来、心底惚れた女性のためには、お金を出してしまう生き物だということです。動物が求愛のダンスを踊るように、人間に本来的に備わった本能だと言っても過言ではない。男性は、女性を追い求め、求愛し、そのためにお金を使いたいものなんです。そして、お金を使えば使うほど、その女性に対する愛情が深まっていく。その女性を大切にしたいという気持ちも増えていく。そういう不思議な心理があるんです。
一流のホステスは、体の関係などを持たずに、いかに男性に貢がせるかに精通していると言いますが、それもまた、貢がせることでより、その女性により執着し、大切にする男性の性をよく理解したうえでの行動だと思うんです。
だから、好きな男性に、今後もずっと好きでいてもらい、大事にされたいのであれば、変な話、相手にお金を使わせればいい。逆に、自分が金を払ってしまったり、相手の面倒を見てしまったりすることは、相手の愛情をそいでしまう行為とも言えるのです。
