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専門家 メンタル

暑さでやる気まで失ってない? “心の夏バテ”予防法

小高千枝

忙しく働く女子たちにとって、人間関係のストレスや会社生活の悩みはつきもの。ちょっとしたことにイライラしたり、憂鬱な気持ちになって、「会社に行きたくない!」と感じたことがある人も多いはず。実は日々のちょっとしたストレスは、考え方ひとつで解消できるもの。ここでは、心理カウンセラーの小高千枝さんによる「こころのメンテナンス方法」をご紹介いたします!

いよいよ夏本番! 連日の厳しい暑さに、すでにまいっている人も多いのでは? 夏になると、暑さで冷たい食べ物ばかりに手が出てしまったり、そもそも食欲が出なかったりなど、エネルギー補給がうまくいかなくなってしまうもの。その影響で身体に不調があらわれ、調子の悪さから気力もなくなってしまう、なんてこともしばしば。体力だけでなく、気力まで奪われてしまう“心の夏バテ”状態は、どうしたら予防できるのでしょうか?

毎年、この季節になると多くの人が感じる「夏バテ」。暑くて眠れない夜が続き、食欲低下などにより体力が落ちると、身体に疲労が溜まりやすく、思考力も低下します。また、冷房慣れした身体には、室内と外気との温度差が大きな負担にもなり、ストレスがかかっています。こうして、身体が「夏バテ」状態に陥っているところに、夏特有のストレスが追い討ちをかけるのです。

たとえば、夏は通勤電車の混雑から不快感が募り、汗で身体がベタベタ。職場に到着する前にメイクがとれてしまい、「うんざり」なんてことはありませんか? このような小さなストレスが積み重なり、疲労感、倦怠感が蓄積され、“心の夏バテ”を引き起こしてしまっているのです。

また夏は、花火大会、旅行など非日常の刺激的なイベントが盛りだくさんの季節でもあります。開放的な気持ちになり、高揚感や充足感を味わうことで日常の感覚が麻痺し、夜更かしなど無理をしがち。日常で負荷がかかった心身に、普段とはちがう生活をすると、ますます心身の抵抗力が弱まってしまいます。そして、イライラや気分の落ち込みなど心の不調を招き、うつ状態を引き起こしてしまうこともあるのです。

まずは、日常の中で夏を快適に過ごすための工夫や、ストレスが溜まった心と身体を、その都度こまめにケアをしていくことで、“心の夏バテ”を改善する必要があります。

冷たい物を摂りすぎたり、冷房をかけすぎたりすることで、身体を冷やしすぎてしまわないように注意しましょう。身体が冷えると血行不良に陥ったり胃腸が弱ったりなど、身体の機能が低下してしまいます。そして自律神経のバランスを崩し、頭痛、目の疲れ、腰痛、便秘、下痢、手足や関節の冷え・痛みなどが発生し、イライラしてやる気が出なくなってしまうのです。ただ、過度に意識しすぎてしまうと、よけいに心と身体に負荷がかかり、熱中症を引き起こしてしまうこともあるので、要注意です。

次に、自宅ではリッラクスして心と身体が休める環境を作るようにしましょう。帰宅後は光の刺激をさけ、ダウンライトの光の下で音楽を聴いたり、ゆっくりお風呂に入ってマッサージをするなど、身体を労わり、充分に休養、睡眠をとるようにしてください。必然的に心の疲れも抜けていきます。

最後に、食欲低下は心のエネルギーの低下を招きます。ストレス耐性を高める食材を摂り、心身の健康を維持しましょう。情緒を安定させるカルシウム(乳製品・魚など)、不安・興奮をおさえるマグネシウム(全粒粉パン、胚芽米など)、疲労回復効果のあるビタミンC、E(果物、ナッツ類、野菜)、むくみや冷え防止のたんぱく質(動物性、植物性)など、気のあう仲間と楽しい会話をしながらストレス耐性を高める食事をバランスよく摂取するようにしてみましょう。

身体が整えば心も徐々に整います。心身共にこの猛暑を乗り切るために、日常のセルフケアを大切にしながら、健やかな毎日を送るよう心がけてみてくださいね。

“心の夏バテ”を予防するには……
  • リッラクスして心と体が休める環境を作る
  • 冷たい食べ物、冷房などで身体を冷やしすぎない
  • ストレス耐性を高める食材を摂取する

(監修:心理カウンセラー・小高千枝)

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