意外な場所で出会うには？ 「社会人の恋愛」を加速させる9の掟
■仲良しの同僚、先輩への恋愛相談はキケン
ひとつめのルールは、恋愛に関する基本的な発想をチェンジすること。学生のように自分のスケジュールを自由にやりくりできるころとちがって、社会人は仕事や、仕事に関連したスキルアップなどに時間を取られがち。特に男性は、恋愛の優先順位が学生時代よりもぐーんと下がってしまうことが多いので、最初から期待しないこと！
私の友人の、学生時代は彼女と毎日会って、美術館だの買いものだの、プライベートの行動をほとんど共にしていたという男性も、仕事の資格勉強で忙しくて月イチくらいしか会わなくなっちゃって、彼女に振られかけたことがありました。そうなる前を知っているから余計に彼女も不安になったんだと思いますけどね。
もし、彼からのメールやメッセージの返事などが遅くなったり、来なかったりしてもキーッとならないでね。逆に自分も、意識的にプライベートの時間を取るようにしないと、恋愛なんてする暇なくなっちゃうかも！ 家と職場の往復で1日が終わっちゃったら、恋愛の入る隙がありません。仕事ができる人って、仕事だけじゃなくて、仕事のためのスキルアップも、趣味や息抜きの時間も、友人・恋人との時間も作り出せるもの。ムダな仕事や知人とのお付き合いはほどほどに切り上げて、自分のために使える時間を確保しましょう！
2番目は、仕事がらみの恋について。社会人になれば、おのずと、職場での恋や、仕事で知り合った人との恋も生まれます。でも、男性にとって、仕事とは人生をかけた大切なもの。職場は聖域です。万が一にも、恋愛にうつつを抜かして仕事の手を抜いたなどと悪い評判を立てられたら大変。なので、仕事がらみの人にアプローチするときは細心の注意を払うこと。面と向かって告白なんかすると気まずくなっちゃって相手に迷惑ですから、なるべくやんわりとお誘いしてみて、少しずつプライベートな関係に持っていけるかどうか反応を見るように。改まった口調が崩れなかったり、いかにも社交辞令で返してきたりする場合は、すぐ撤退！ まわりにバレないうちにやめましょう。
昔、職場に、相手の反応も見ずにガンガンアタックする女の子いました。けっこう美人だったんですが、何しろ「好きな人」の前での態度が露骨すぎる。飲み会では絶対隣に行くし、彼女がいないかその人にだけしつこく聞くし、ちがう部署でも、席まで差し入れを持って行ったりするし。しかもそれがひとりでは終わらず、次々と別の人にしていたから目立った。みんな「次はあの人がターゲットか～」と顔を見合わせたものです。そうなると、そういう彼女と付き合うことは、イコール恥ずかしい、という見え方になってしまうので、どの男性も腰が引けてしまいます。そんなふうに見えないように気をつけて。意外とやってしまうのが、「職場のほかの先輩に好きな人のことを相談」というやつですが、これも、へんな気をまわされることで本人に気づかれることが多く、気まずい思いをさせてしまいますから、やらないほうがいいと思います。
ちなみに、転勤や異動、はたまた転職などで、近くにいられなくなる！ ということで悩む人もたまにいますが、近い職場内にいなくなるのは、むしろチャンスです！ 今までは、公の行事で一緒だったことで安心していたのかもしれないけれど、それよりは、プライベートに持ちこんだほうが断然話は早い！ 遠くに行くのをきっかけに、「会えなくなるのはさびしいので、個人的に飲みに行きましょうよ！」とお誘いして、個人的なつながりに移行しましょう。断られてももう顔を会わせないし、勇気を出してひと押しすることをオススメします。
