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Tinder(ティンダー)にいる要注意人物まとめ。対処法は?

マッチングアプリ虎の巻【Tinder編】

たけまる

Tinder(ティンダー)は、気軽に出会いが見つかるアプリです。しかし、誰でも無料で利用できるため、注意すべき面もあります。今回は、さまざまな恋愛アプリを使いこなすライターのたけまるさんが、Tinderにいる要注意人物と対処法について紹介します。

「Tinderは、他のマッチングアプリと比べて要注意人物が多い」という話を聞いたことがあるかもしれません。

確かにTinderには要注意人物もいますが、特徴さえ理解しておけばトラブルに巻き込まれる可能性は低いです。

要注意人物の特徴や気をつけるべきポイントを知って、Tinderを楽しく安全に利用しましょう。

Tinderに要注意人物が多いとされる理由

他のマッチングアプリと比べて、Tinderに要注意人物が多いといわれている理由の1つに、誰でも無料で使えるから、という点が挙げられるでしょう。

無料で送れるLike数も多いため、業者や詐欺師が活動しやすい環境になっているようです。

Tinderは、操作が簡単で楽しく使えるアプリです。要注意人物に関わらないように、十分注意して利用するようにしましょう。

Tinderにサクラはいるの? 業者との違い

そもそもサクラと業者の違いを知っていますか?

サクラと業者を同じものと考えている人も多いですが、この2つには大きな違いがあります。

それぞれの特徴を解説するので、参考にしてください。

サクラとは?

サクラは、運営側が用意している偽ユーザーのことで、アプリが盛り上がっているように見せる、あるいはアプリ内での課金を促すために存在します。

主に会員数の少ないアプリや従量課金が高額のアプリに存在している傾向があり、課金した途端に連絡が取れなくなる、もしくはやりとりが長引いてなかなか出会えないパターンが多いです。

業者とは?

対して業者とは、運営側とは無関係で活動している、営利目的のユーザーを指します。

業者はアプリを勝手に利用しており、アプリ内で知り合った人を外部サービスに誘導するのが目的です。

業者は運営にも目をつけられているため、アプリ内でのやりとりを長々としたがらない傾向にあります。

そのため、アプリ内でやりとりを続けたがるサクラとは、簡単に見分けがつくでしょう。

Tinderにサクラはいない

「Tinderはサクラが多くて出会えない」と言う人もいますが、実際、Tinderにサクラはいないでしょう。

サクラは、運営サイドがユーザー数を水増しして賑わっているように見せる、あるいはやりとりごとに発生する料金を多く得るために雇うものです。

Tinderほど知名度が高いアプリなら水増しは不要ですし、基本無料で出会えるアプリでサクラを雇うのは無意味です。

もしかすると、業者や暇つぶし目的のユーザーを「サクラ」と勘違いしている人もいるのかもしれません。

Tinderにいる要注意人物【業者編】

Tinderにいる要注意人物の中で特に注意しておきたいのが、以下のような業者です。

・個人情報収集業者

・ビジネス勧誘

・ボッタクリバー

・売春あっせん

Tinderに限らず、どのマッチングアプリでもこのような業者は一定数存在しますが、特徴を知っておけば、見分けるのは意外と簡単です。

それぞれの特徴を解説していきましょう。

(1)個人情報収集業者

個人情報収集業者は、その名の通り個人情報を聞き出して売ることが目的の業者です。

マッチ後、すぐに連絡先を交換したがるのが特徴。Tinderに限らず、マッチングアプリでは一定回数やりとりをしてからLINEなどに移行するのが普通なので、比較的見分けはつきやすいです。

また、業者によっては、やりとりの中で別サイトへ誘導してくることもあります。詐欺サイトや架空請求サイトに飛ばされてしまうこともあるので、URLが送られてきても絶対にクリックしないでください。

業者はネット上の画像を無断使用しているケースが多いので、怪しいと思ったら、Googleなどで画像検索してみましょう。同じ画像が複数ヒットしたら、業者である可能性が高いでしょう。

(2)ビジネス勧誘

ビジネスの勧誘をしてくる人も要注意です。アフィリエイトなどの情報商材やコンサル、マルチ商法、投資など、楽に稼げる副業や儲け話を勧めてきます。

稼いでいる感を全面に出したプロフィールが特徴。一般ユーザーとは明らかに雰囲気が違うため、区別がつきやすいです。写真がタワマンやリゾートホテル、札束、高級車など、キラキラしたプロフィールのユーザーには気をつけましょう。

冷静に考えれば分かるのですが、本当に儲かる情報なら、わざわざTinderで見ず知らずの人に教えません。以下に代表的なビジネス勧誘業者の例を紹介します。

情報商材の営業

Tinderでマッチしてから、アフィリエイトやネットビジネスなどの情報商材を売りつけてくるパターンです。

情報商材の全てが詐欺や悪徳商法だというわけではありません。しかし、悪質な場合は、アフィリエイトのコンサルなどを名乗り、簡単に稼げる方法があると言って高額な情報商材を買わせようとしてくる場合も。

「ビジネス界隈で有名な人とつながりがある」「自分もその人に教わった」などと言われても、簡単に信用しないよう気をつけましょう。前段でも触れましたが、本当に儲かる情報なら、見ず知らずの人には教えません。

マルチ商法

マルチ商法の業者も、Tinderでよく見かけます。

人の夢や悩みにつけ込んでくるので、突然「夢はありますか?」などと聞かれたら、気をつけてください。

マルチ商法は、師匠に会わせようとする場合が多いです。「知り合いにすごい人がいる」「会わせたい人がいる」と言われたら、マルチ商法の可能性を疑いましょう。

2対1で説得に入られたら逃げづらいので、少しでも怪しいと思ったら深入りしないことをおすすめします。

投資

仮想通貨やFX、不動産などの投資を勧めてくる業者もいます。

こちらも本当に儲かる投資話なら、わざわざTinderでマッチした程度の関係性の相手に教えません。だまされないように気をつけてください。

(3)ボッタクリバーの営業

イケメンや美女と仲良くなれたと思ったら、ボッタクリバーの関係者だった、というパターンもあります。

他の業者と違って、メッセージのやりとりが自然なので、実際に会うまで気づかないことも多く、注意が必要です。

特に多いのはデート場所にボッタクリバーを指定して、そこで高額のお金を要求してくるパターンの業者です。

他の業者と異なり、あまり業者感がないため誘われたらOKしてしまいがちですが、行ったら最後、ボッタクリバーで高額な料金を払わされてしまいます。

相手がお店を指定してきた場合には、事前にネットで評判などを調べておきましょう。

お店の情報が出てこない、良い評価がない、そもそも相手が店の名前を教えようとしないなど、少しでも怪しいと感じたら会う前に断るようにするのがおすすめ。

(4)売春あっせん

Tinderには、売春をあっせんしてくる業者もいます。

一般の女性を装い援助交際を持ちかけてくる風俗業者で、援デリ業者と呼ばれています。また、売春まで行かずとも、パパ活をしている個人の女性や業者もいるので、特に男性は気をつけましょう。

両者ともお金をちらつかせてきたり、すぐに会おうとしたりします。また、男性の目を引くために、プロフィール画像の露出が多いのも特徴の1つです。

やりとりの中で、「ホ別2」などの言葉が出てきたら、援デリ・パパ活であるといえるでしょう。援デリ・パパ活の手口は分かりやすいので、注意していればだまされることは少ないでしょう。

Tinderにいる要注意人物【一般ユーザー編】

一般ユーザーの中にも、以下のような要注意人物がいます。

・ヤリモク

・既婚者や恋人持ち

・SNSのフォロワー稼ぎ

思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、気をつけておきましょう。それぞれの特徴を解説します。

(1)ヤリモク

Tinderを利用するにあたって、女性が特に気をつけるべきなのがヤリモク(体目当て)のユーザーです。

ネットナンパ目的でTinderを利用している人もいるので、すぐに会おうとする相手には注意が必要です。

ヤリモクユーザーの特徴には、以下のようなものがあります。

・やたらと友達づくりアピール

・連絡先交換が早い

・最初からタメ口

・高収入の職業

・お酒の場に誘ってくる

・デートの時間が21時以降や週末

・すぐに「好き」と言ってくる

・やたらと女慣れしている

メッセージのやりとりをしていて、チャラい、なれなれしいと感じたら、会うのを先延ばしにしてみてください。

ヤリモクは、手っ取り早く会える相手を求めているので、長期戦になったら勝手にフェードアウトしてくれるでしょう。

(2)既婚者・恋人持ち

既婚者や恋人がいるにも関わらず、Tinderで遊び相手を探しているユーザーもいます。

中には、プロフィール欄に堂々と「既婚者」と書いているユーザーもいますが、隠している人がほとんどです。怪しいと感じたら、関わらないようにしましょう。

既婚者・恋人持ちは、身バレを警戒して顔写真がなかったり、顔が分かりにくかったりする場合が多く、プロフィールも簡素な場合が多いです。

「写真はマッチ後に送ります」と記載しているユーザーも怪しいパターンが多いので、警戒すると良いでしょう。

(3)SNSのフォロワー稼ぎ

SNSのフォロワー稼ぎ目的で、Tinderを利用しているユーザーにも気をつけましょう。

フォロワー稼ぎのユーザーは、プロフィールにSNSのIDを載せているのが特徴です。記載していなくても、アプリの調子が悪いからといってSNSでのやりとりに誘導してくる場合もあります。

好みの外見ならフォローするのも良いかもしれませんが、メッセージを送ったところで基本的に返信はありません。実害はないため危険度は高くありませんが、出会えないので相手にするだけ時間の無駄といえるでしょう。

参考記事はこちら▼

あなたはTinderでの出会いに向いているタイプ? 診断でチェックしてみましょう。

Tinderで要注意人物と出会った時の対処法

アプリ内で要注意人物を見つけた時は、運営側へ即通報でOKですが、会っている最中に気づいた時は慎重に行動してください。

トラブルに発展する可能性があるため、間違っても相手の目の前で通報してはいけません。

Tinderでの通報手順と、会っている最中に気づいた場合の対処法を、それぞれ詳しく説明します。

実際に会う前なら即通報

会う前に要注意人物と気づいた場合は、プロフィール画面やメッセージ画面から通報しましょう。通報したことは、相手にはバレないので安心してください。

通報の手順は以下になります。

STEP1:相手のプロフィール右上の「・・・」をタップ

STEP2:「○○さんを報告する」をタップ

STEP3:通報理由を選択

なお、マッチ後の場合は、メッセージ画面右上の盾アイコンをタップすれば、通報とマッチ解除ができます。

会ってから気づいた場合はすぐに帰る

会っている最中に要注意人物と気づいた場合は、「急用ができた」「体調が悪い」など理由をつけて即解散してください。

相手が帰らせてくれない場合や、危険な状況に追い込まれそうな場合は、お手洗いなどを理由に席を離れて警察に相談しましょう。

Tinderアプリ内で、「セーフティーセンター」→「リソース」と進むと、警察相談専用電話が記載されています。

Tinderの要注意人物に引っ掛からないためには?

Tinderの要注意人物に引っ掛からないためには、簡単に会わず、個人情報を教えないのが一番です。

要注意人物は結果を急ぐため、会うのを断って個人情報を教えなければ、勝手に去ってくれます。

怪しいと思ったら、一度やりとりをストップして相手の出方を伺ってみましょう。

少しでも怪しいと感じたら深入りしない

自分の直感は、意外と頼りになるものです。「この人なんか変。怪しい気がする……」と思ったら、深入りしないようにしましょう。なぜか分からないけれど違和感がある場合、その直感は当たっていることが多いです。

怪しいと感じたら、Twitterや画像検索で相手を調べてみてください。業者の場合は、同じ画像が出てきますし、悪質ユーザーならTwitterなどネット上に情報が出ていることもあります。

簡単に個人情報を教えない

マッチングしても、すぐに個人情報を教えないようにしましょう。

マッチング直後に連絡先を聞くのは、業者の王道パターン。一般ユーザーだとしても、ヤリモクが大半です。

会うまでのやりとりはアプリ内のみで完結できます。実際に会ってみて「信用できそう」と思えるようになるまでは、連絡先を交換しない方が無難です。

会うまでにある程度時間をかける

Tinderにいる要注意人物を避けるには、会うまでにある程度時間をかけるのも大事です。

すぐに会わないようにすることで、ほとんどの要注意人物を避けられます。

お互い本当に良いと思っていれば、会うのに多少時間がかかっても問題ないはず。安全な出会いを求めるなら、あえて時間をかけてみるのも1つの手です。

すぐ会うのは危険。慎重に見定めて

Tinderの要注意人物には、さまざまなタイプの人がいますが、以下の共通点があります。

・連絡先の交換が早い

・すぐに会おうとしてくる

・写真がイケメンや美女

要注意人物に関わらないようにするには、連絡先を聞かれても簡単には教えず、すぐに会わないように気をつけましょう。

Tinderは、気軽に出会える良いアプリです。友達から恋人まで幅広い出会いが期待できるので、安全に使ってすてきな出会いを見つけてくださいね。

(たけまる)

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