お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「愛してる」と「好き」の違いとは? 定義と男性心理、愛にまつわる名言

秋カヲリ

「愛してる」と「好き」の違いを説明できますか? 今回は心理カウンセラーの秋カヲリさんに、「愛」と「好き」の違いや「愛してる」と言えない男性心理、男性が愛してる人にだけ見せる行動や態度を教えてもらいました。

「愛してる」と言われると、大切に思われていることが伝わってうれしいもの。

でも、彼氏が「愛してる」と言ってくれないと、物足りない気持ちになることもありますよね。

そもそも「愛してる」と「好き」はどう違うのでしょうか?

それぞれの意味や違い、「愛してる」と言えない男性の心理、愛が伝わる態度や行動まで解説します。

「愛してる」と「好き」の意味とは?

まずは「愛してる」と「好き」の意味を見ていきましょう。

「愛してる」とは大事なものを慈しみ、慕う気持ち

「愛」とは、そのものの価値を認め、強く引き付けられる気持ちや慈しむ心、大事なものを慕う心などを意味します。

「愛してる」とは、こうした感情を抱いていることを示す言葉なのです。

「好き」とは心が引き付けられたり気に入ったりする気持ち

それに対して「好き」の意味とは、心が引き付けられたり、気に入ったりする感情のこと。

「愛してる」と被る意味合いもありますが、「好き」がさらに深まった感情が「愛してる」だと言えるかもしれません。

「愛してる」と「好き」の違い

「愛してる」と「好き」の意味はとても近いものですが、両者には違いがあります。どこが違うか解説します。

(1)求め合うか許し合うか

「愛してる」は無償の愛情に近いものがあります。

「好き」は見返りを求めますが、「愛してる」は見返りを求めないのです。

好きな相手には「もっとこうしてほしい」「こうあってほしい」とお互いに理想を求めますが、愛してる相手には「そのままでいいよ」「そこも許せる」とありのまま受け入れる余裕があります。

ありのままの相手を肯定できたら、それはその人のことを愛してるのでしょう。

(2)不特定多数か1人か

好きな相手は何人もいるケースがありますが、愛してる相手は基本的に1人です。

恋人と結婚相手の違いをイメージすると分かりやすいかもしれません。それが良いか悪いかは別として、恋人は何人も作ることができます。しかし、結婚相手は1人だけしか選べませんよね。

このように、愛してる相手は唯一無二の存在であり、他に代えられない特別な相手だと考える人が多いです。

好きな相手も特別ですが、愛してる相手はより特別だと言えます。

(3)結婚したいかしたくないか

不特定多数か1人かにも通じる話ですが、結婚したいかしたくないかも「愛してる」と「好き」の境界線になりがちです。

「君のことは好きだけど、結婚はできない」という言葉はドラマなどでよく聞きますが、「結婚=愛」というイメージがある人は、結婚したいかどうかで「愛してる」と「好き」を使い分けるケースもあります。

たとえ大切な相手でも、自分に結婚願望がなければ「愛してる」と言わないことがあるのです。

「愛してる」と「好き」の違いが分かる名言

「愛してる」と「好き」の違いをより具体化して理解するために、ここでは愛にまつわる名言を紹介します。

「恋とは自分本位なもの、愛とは相手本位なもの」美輪明宏

歌手・俳優など、さまざまな分野で活躍する美輪明宏さんの名言。

恋愛をすると、「好き」という気持ちのままつい自分本位に気持ちをぶつけてしまうこともあるでしょう。

しかし相手を「愛している」のであれば、相手本位で考えられるのなのかもしれません。

「愛されることは幸福ではない。愛することこそ幸福だ」ヘルマン・ヘッセ

『車輪の下』で知られる小説家、ヘルマン・ヘッセの名言です。

愛を求めることばかりが幸せではなく、相手のことを愛しているという事実こそが幸福なのかもしれませんね。

「愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである」サン=テグジュペリ

『星の王子様』の作者として知られるフランスの作家、サン=テグジュペリの名言。

お互いに求めあう関係よりも、さまざまな課題に対して同じ目標を持って取り組める関係こそが「愛」ということなのでしょう。

「愛することとはほとんど信じることである」ユーゴー

フランスの小説家であるユーゴーの名言。

「愛してる」とは、相手のことも自分のことも信じるということ。

決して疑うことなく、信頼できることこをが愛なのかもしれません。

「愛とは決して後悔しないこと」エリック・シーガル

作家・脚本家・教育者であるエリック・シーガルの名言です。

この言葉は、アカデミー賞を受賞した映画『ある愛の詩』の劇中で登場する台詞。

とても有名な作品なので、ぜひ鑑賞してみてはいかがでしょうか?

▶次のページでは「愛してると言う男性心理」「言えない男性心理」について紹介します。

SHARE