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ギャップ萌え男子の特徴。良いギャップ・悪いギャップとは

マドカ・ジャスミン

「ギャップ萌え」する男性とはどういうことなのか。女性がよく言う「ギャップ萌え♡」は一体どうすれば出せるのでしょうか。マドカ・ジャスミンさんに、ギャップ萌えする男性の特徴と、そのギャップの使い方について教えてもらいました。

ギャップ萌え。それを男性に初めて感じたのはいつのころだっただろうか。

今回は、「ギャップ萌え」について考えてみたいと思う。

ギャップ萌えとは? 女性がギャップ萌えする男性

元々、無口でクールなタイプや男子校出身ド理系タイプの男性が好きだったこともあり、私はだいぶ多くのギャップ萌えを見てきたと自負できる。

人前では無口だけど二人きりのときはデレデレ。普段はお茶目キャラだけどふとした瞬間に色気が垣間見える。女性に興味無いような素振りをしながらめちゃくちゃ性に貪欲などなど。

最後に関してはただのむっつりスケベという意見も出そうだが、私にとってはれっきとしたギャップ萌えに値するのだ。ちょろいと言われても、悲しいことに否定できない自分が憎い。

それこそ今交際しているパートナーも、ギャップ萌えする男性と言えばそうかもしれない。

良く言えばTPOがしっかりしていて、悪く言えば無駄にキザ。二人で家に居るときは(同棲中)、ここに書いたら本人の逆鱗に触れるので書けないがそこそこ……いや、だいぶ甘えん坊の末っ子気質フルスロットル。

長女だがくそ我儘甘えたい系女子の私とどちらが甘える側になるかを日々無意識下で奪い合っているほどだ(そして、お互いがお互いを甘えん坊バブちゃん扱いをするという茶☆番)。

自分の前では素で甘えてくれる男性

やはり大半の女性は私と同じように「自分の前では素になる」男性に滅法弱い。これぞ母性本能、とった具合。

しかし、これが当たり前になると人は欲深いため、こう思うようにもなる。

「もっと男らしさを見せろよ」「ナヨナヨするな」「外では格好つけられるくせに」

実際、私も彼にそのような苦言を呈したことがある。多々ある。

「私はあなたの母親じゃないんだよ!」とまで言い放ったときもあったが、彼は口角を上げてまんざらでもない様子だった。とんだハッピー野郎か。

そんな彼に対し、「かわいいな!」と思ってしまう自分もかーなーりーおめでたい思考回路をしているが、それはそれ。

やはり、“女”として見られたい。接してほしい。お願いだから、イイ男感を出してくれよ! たまにでいいから!

女性が男性に感じる「良いギャップ」と「悪いギャップ」

「悪いギャップ」とは

ギャップ萌えを交際相手に求めすぎても、ロクな結果に繋がらないという現実を私は知っている。

恥ずかしいというか、悲しいというか、腹立たしいというか。私は過去の恋愛において、よく“素を見せられる”側に置かれていた。それが今のように公な交際相手ならいいが、そうではない場合(不倫や浮気)もそれなりに経験した。

今だからこそわかるが、そうではない場合のお相手たちは相当本命女性たちの尻に敷かれていたに違いない。女性のほうが何かしらでその男性たちを圧倒していて、彼らもまたそんな彼女たちに(言い方を考えずに言うならば)逆らえなかったのだろう。

いくらその関係が互いに満足いく関係だとしても性質的なのか、ジェンダーバイアスなのかは断言できないが、男性はそんな状況にフラストレーションを抱き始めるのだ。

本当は主導権を握りたい、自分を求めに求めてほしい、心から頼りにされたい、称賛されたい。

でも、それらが叶わないし、叶えられない。そうなると、それが叶えられる別の相手を見つけ出してくる。それも、本命女性との関係を続けながら。

前項で解説したギャップ萌えを「良いギャップ」とするならば、そういった男性たちは「悪いギャップ」を駆使し、叶えられる相手に対してこれでもかと行使する。

自分がどれだけ優れているのか、男らしくて頼れるのか、いいお店を沢山知っていてエスコートも完璧。本命女性相手にやっても単調な感謝で済まされるようなアピールにこれでもかと喜び、笑顔で返し、まるで自分が王様なのか神様なのかと錯覚するぐらいに尊敬し、崇めてくれるのだから、男性たちはそういった本命外の女性を離そうとしない。

それどころか、人によっては複数人の女性にそのように振舞う。仮にその女性から自らの言動を咎めたり、指摘をされたりすれば、まるで女性が悪いかのような態度をする男性も少なくはない。

これこそが「悪いギャップ」。言ってしまえば、裸の王様だ。

その男性たちの気持ちは分からなくもない。自分もどちらかと言えばその男性たち側で、寝る前に「はぁ~めっちゃ女の子扱いされて~ブリブリしてぇ~超求められるイチャコラセックス~」などと妄想を膨らませるなんて日もザラにある。勿論、横にパートナーが寝てる。最低すぎて笑ってしまう。アダム・ドライバーにガチ恋したと面と向かって言ってごめん。

だとしても、現実で浮気という行動に移すかといえばそれも違う。特に信頼関係も無いような相手から記号的なチヤホヤを受けても、それはそれでなんだか気味が悪い。

「良いギャップ」も度が過ぎると……

それは「良いギャップ」にもいえることだ。

恋を成就させる前の戦略として用いるのは大いに賛成だが、それを自分の武器として常日頃用いるのもそれはそれで違うようにも思える。

いくらかわいいとはいえ、それに旨味を感じてずーーっと甘えん坊キャラでいられると、こちらとしても正直しんどい。プレ子育て? 必要ないわ!

もっと恐ろしいのは、そういった状態が悪化すると、たまに男らしさや色気を出されたときにゾッとすることだ。

そして、心配になる。逆に浮気さえも疑うし、どこかで頭を打ったのではとまで考える。

よく旦那さんが急に色気づいた奥さんに違和感を抱くのと同じ原理かもしれない。

そうならない為にも、素顔がベタベタ甘えん坊やだらしない性分だとしても、ちょこちょこと“外面”を出していくことに越したことは無い。出し惜しみするな。無駄なプライドは捨てろ。

女性の心理を逆手に取れ!

考えてみてほしい。この“外面”を上手く活用出来るようになれば、さらに「良いギャップ」を手に入れられると思わないか?

外では格好つけている男性が家では甘えてきたり、頼ってきたりして、でもドキッとさせてくる。う~~~~ん、たまらんですねぇ~~~~~ぴゅ~~~~~~~~~。

「そんなにチョロいのか……」と逆に不安を抱かせる可能性があるが、チョロいほうがこの長い人生を楽しく過ごせるに決まっている。

どんな年齢でも、佐藤健のLINEにときめき、主演ドラマのキスシーンで興奮するのだ。そんなもんだよ!

そのチョロさに付け込んで、「こいつはこうすれば楽勝」なんて思うのは論外。

でも、女性も男性も互いに要らぬプライドは振りかざさないようにするのが恋愛を楽しくする上で重要なのだ。

道具は使いよう。ギャップだって、使いよう。

参考記事はこちら▼

10の質問であなたにギャップがあるかを診断!

(マドカ・ジャスミン)

※画像はイメージです

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