幸運の手相。「フィッシュ(魚紋)」とは【手相占い】
手のひらに魚のような模様があったとしたら、「フィッシュ(魚紋)」かもしれません。手相において、フィッシュは幸運を表します。ただし、どの位置にあるかによってどんな幸運かは変わってくるそう。占い師・コラムニストの紅たきさんに、フィッシュの見方をくわしく教えてもらいました。
手相には、フィッシュ(魚紋)と呼ばれる魚の形をした線があります。かなりめずらしい手相で大きな幸運がくるという印です。
どの位置に現れていても、すべて良い意味になるというフィッシュ。あなたの手の平にはあるでしょうか。
今回は、このフィッシュについてくわしく紹介していきたいと思います。
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幸運の手相? フィッシュとは
「フィッシュ」とはどのような形をしていて、どんな意味があるのでしょうか。
幸運の手相とされていますが、あるとどんな幸せがやってくるのかを説明いたします。
フィッシュ線とは。フィッシュが指す基本的な意味
フィッシュは文字通り魚の形をしている相です。サイズはとても小さく、楕円形で尻尾にあたる線が2つ、ほぼ同じ長さで出ています。
基本的には幸運の兆しを意味しています。まさに「幸運の魚」といえるでしょう。
位置によって変化する「フィッシュの意味」
フィッシュの最大の特徴は、手のひらのどこの部分に出現しても幸運の兆しであるということです。
フィッシュはひんぱんに消えたり現れたりします。今までは薄かったフィッシュが色濃く出はじめたら、それはもうすぐ幸運が訪れる暗示かもしれません。
ただし、手のひらのどの部分に出てくるかで意味が違ってきます。たとえば、結婚線の上にフィッシュが出たら、幸せな結婚の前触れを意味します。
フィッシュは左手と右手どちらで見たらいいの?
占い師によって見解が分かれることもありますが、右手は後天的な運勢、左手は先天的な運勢を見るというのが、手相の基本です。
フィッシュを見るなら、現在や将来のことがわかり、変化しやすい右手を中心に見たほうがいいでしょう。
ただ、もし左手にフィッシュが出ていたら、生まれながらにして幸福を授かっているということがいえるので、左手も参考にはなります。

手相における右手と左手、それぞが持つ意味の違いをさらに詳しく解説します。
フィッシュの大きさが示すこと
フィッシュには、大きいものから小さいものまでありますが、大きければ大きいほど、幸福度は高いです。
ただ、小さくても十分吉なので、大きさについてはそれほど気にする必要はないでしょう。あるか、ないかが重要です。
フィッシュと島の違いは? 見分け方
フィッシュと間違いやすい相に、「島」があります。島の場合は、運気低迷を表すので、フィッシュとはまったく意味が変わってきます。
形の見分け方は、フィッシュには尾があり、島にはありません。ただの楕円形や丸です。
尾がまったくないものはもちろんですが、片方の尾しかない場合も、フィッシュではなく島と見ます。
島は手のひらのどこにあっても良くないことを示す、凶相です。

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【位置別】フィッシュの見方
では、フィッシュが出ている場所別に、くわしく意味を紹介していきましょう。
運命線上にある「劇的に運勢が好転する」
運命線は、出発点がどこにあっても、中指のつけ根の方向に伸びている縦線。現在の状況や未来の状況をおおまかに示唆する線で、主に仕事や社会的な地位に関わる運勢を表す線です。
ここにフィッシュが出ていると、大きく運勢が拓かれる前触れ。たとえば、仕事ぶりが評価されて昇進をしたり、やりがいのある仕事を任されるようになったりするでしょう。
また、それ以外でも劇的に運勢が好転する出来事が起こります。

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感情線上にある「いい出会いがある」
感情線は、小指の下方から人差し指の方向に向かう線を指します。その人の性格を表し、結婚や恋愛に関しても意味を持つ線です。
感情線にフィッシュがあると、いい出会いがあったり、結婚が決まったりするでしょう。

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頭脳線上にある「たぐいまれな才能を発揮する」
頭脳線は、親指と人差し指の付け根のほぼ中間あたりからはじまり、手のひらを横断して小指側に伸びる線です。才能や能力を意味しています。
頭脳線にフィッシュが現れると、自分の能力を使ってやってきたことに結果がついてくるでしょう。
たぐいまれな才能を発揮して、長年の夢が叶ったりするかもしれません。

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結婚線上にある「幸せな結婚をする」
結婚線は、小指の付け根の線と感情線との間の領域に現れる比較的短い横線を指します。結婚や恋愛、婚期を表す線です。
ここにフィッシュがある場合、婚期が近いかもしれません。今まで全然ご縁に恵まれなかった人が、いきなりステキな人からプロポーズをされる可能性もあります。
または、運命的な出会いがあるかもしれません。そして、とても幸せな結婚をするでしょう。

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生命線上にある「健康運が高まる」
生命線は、親指と人差し指の付け根の真ん中辺りを始点とし、手首の方向にカーブを描いて伸びる線を指します。生命力の強さや健康状態などを表す線です。
ここにフィッシュがあると、健康運が高まります。気力や体力がついたり、スポーツでいい成績を残すことができるでしょう。
生命力が強まることで何事にも積極性が増し、より一層大きな成功につながりやすくなります。

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木星丘にあるフィッシュ「理想の上司に出会う」
人差し指の下にある木星丘(丘とは手のひらのふくらみのこと)は、リーダーシップなどを意味する場所です。
ここにフィッシュがある場合、あなたにとって最高の上司や指導者に巡り合う可能性があるとされています。
導いてくれる人の存在は、あなたの人生にとって重要な意味を持つでしょう。
月丘にあるフィッシュ「芸術的才能が開花する」
小指の下、手首の付け根付近にある月丘は、芸術的な感性を意味する場所です。
ここにフィッシュがあると、持っている芸術的な才能が社会的に評価される兆しです。
芸術的な活動をしている人は、その作品が世に知れ渡るようになるでしょう。
太陽丘にあるフィッシュ「地位や名誉に恵まれる」
薬指の下にある太陽丘は、人気運を司る場所です。
ここにフィッシュがある場合、人気運が上がります。カリスマ性が高く人望も厚くなり、何もしなくても重要なポジションにつけるかもしれません。
水星丘にあるフィッシュ「商売繁盛」
小指の付け根にあるのが水星丘です。商才や金運に大きな影響を与えます。
ここにフィッシュがある場合、商売がうまくいき、お金がたくさん入ってくるでしょう。
良いビジネスパートナーに恵まれる可能性もあります。
金星丘にあるフィッシュ「家庭円満」
金星丘は、親指の下、生命線の内側に位置しています。
ここにフィッシュがあると、家族に幸運が訪れます。子どもがほしい人は、子宝にも恵まれるかもしれません。

手相の「丘」とは? 詳しい見方はこちらの記事でチェックしてみてください。
フィッシュがあっても努力は必要
手相の中でも特殊な意味を持つフィッシュは、どの場所にあってもポジティブな意味合いを持っています。
フィッシュを持っている人はそう多くはありませんが、出たり消えたりを繰り返す相なので、今なくても将来出てくるかもしれません。ときどきフィッシュが出ていないか観察をしているといいでしょう。
また、フィッシュがあるのはとても幸運なことですが、それでも努力をし続けることは大切です。フィッシュがあるからといって、努力なしで成功するわけではありません。努力によって、フィッシュの本当の効力が発揮されていくのです。
(紅たき)
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