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復縁するには? 元恋人と復縁する方法&男性心理

ひろたかおり(恋愛コラムニスト)

別れてしまったけれど、もう一度付き合いたい。

そんなふうに復縁を願う女性は多いと思います。

ですが、一度縁が切れてしまうと元に戻るのは難しく、覚悟がなければ厳しい道のりです。振られた原因を解決することはもちろんですが、どうすれば元カレとよりを戻せるのか、お話しします。

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復縁したいと思ったら

まず、ゼロではなくマイナスからはじまるのが復縁です。

振られたということは、元カレの中ではすでに過去の女性、今後関わる気がない女性になっている可能性があり、中途半端な気持ちで復縁を目指してもつらい日々を過ごすだけになってしまいます。

よりを戻したいと思うなら、何よりも切れた縁をつなごうとする強い意思と覚悟を持つことが不可欠です。本当に元カレと復縁したいのか、そのためにがんばれるのか、改めて自分に問い直してみましょう。

別れた直後の男性心理とは

別れた直後の男性は、それまでの重苦しい気分から解放されて、心がスッキリし晴れ晴れとした気持ちになっています。関係の終了を決めたとき、男性はすでに先に進んでいる状態。一度は愛した女性との関係を終わりにするのはつらいですが、「そうするしかない」と決めたなら、過去を振り返って後悔することはない場合がほとんどです。

男性的に復縁はありなのか?

男性の中には、「こちらから振っておいて、よりを戻すなんて男らしくない」と思う人もいれば、「もし前より幸せな付き合いができるなら、復縁もあり」と考える人もいます。

別れた直後に「復縁はない」と思っていた男性でも、たとえば元カノが付き合っていたころより成長していたり、ちがう魅力が見えたりすれば心が動き、「また付き合いたいな」と感じることもあります。

「100%復縁は無理」と男性が思うのは、二股や浮気など、プライドを大きく傷つけられて別れを選んだときです。自尊心を踏みにじられたショックは女性が思うよりはるかに深刻で、「付き合ってもどうせまた浮気するんだろうな」と、信じるより疑う気持ちのほうが強くなります。

元カレに復縁したいと思わせるには?

では、元カレに復縁したいと思わせるにはどうすればいいのでしょうか?

男性が復縁したくなる瞬間とは

男性が復縁したくなるのは、今の彼女と居心地のいい関係が築けないとき。「あいつなら、こんなときは……」とつい元カノと比べてしまい、幸せだった記憶が蘇ってきます。

また、仕事がうまくいかないときや体調を崩して寝込んでいるときなども、元カノを思い出すことがあります。男性は心や体が弱っていると孤独を感じがちで、自分を理解し癒してくれる相手を求めます。付き合っていたころにそういう関係を築けていたなら、男性は元カノに対して「もう一度会いたいな」という気持ちになることがあります。

男性がやり直したいと思う女性の特徴

それでは、どんな女性が男性に復縁したいと思われるのでしょうか。

まず、何より重要なのは「別れた原因を解決できていること」です。元カノがどんなによりを戻したいと言ってきても、昔と変わっていなければ「付き合ってもまた同じことを繰り返す」と男性は思います。別れた原因をしっかりと理解していて、それを解決した上で復縁を望んでくれるなら、以前より幸せな交際を考えることができるのです。

また、復縁を望むあまり思いつめていたり、元カレに依存していたりするような女性もNG。過去を引きずらず、「新しい自分」を前向きに見せてくれる女性に、男性は心が動きます

復縁をためらうのは、「よりを戻してもまた別れる」可能性があるときです。改めていい関係を築いていける、と確信を持てるようなポジティブな姿勢が、やり直したいと思える女性の特徴だと心得ましょう。

参考記事はこちら▼

元カレと復縁できる確率を詳しく診断します。

復縁したいなら絶対にしてはいけないこと

ただ、復縁を目指す上で、絶対にしてはいけない行動というものがあります。

(1)しつこく連絡する

振られたけど、LINEや電話はブロックされていない場合、ついこちらから元カレに連絡を取ってしまいがちです。「つながりを持っておかないと忘れられる」と考える女性は多いですが、男性にとっては付き合っていたころや、別れ際のネガティブなイメージを引きずることになり、逆効果になります。

復縁をスムーズに進めるには、男性の中での自分をフラットな印象に戻す必要があります。
むやみに連絡するより、一度は音信不通になって自分の気配を消すほうがいいでしょう。

(2)プライベートに干渉する

別れたけど、時間が経って友だち関係にはなれた、という場合。元カレが合コンに行くと言えば不機嫌になったり、今はどんな人たちと親しいのか探ったりなど、プライベートに首を突っ込むと「別れたのに、まだ彼女気取りかよ」と嫌悪感を持たれることがあるので注意が必要です。元カレの周辺を調べるような動きは本人にも伝わりやすく、そうなると余計に遠ざけられることもあります。

別れていることを受け止め、友だちとしての距離を保つことが、元カレにまた新しい目で見てもらうための重要なポイントです。

(3)過去を持ち出す

友だちとまではいかなくても、何とか話ができる状態にはなれている場合。一緒にいるとつい付き合っていたころのことを話題にしたくなりますが、過去を持ち出されるのは男性が嫌うことのひとつです。

すでに終わったことを話されても、いい気分はしないし何と答えていいのかもわかりません。男性の気持ちを考えるなら、「今」の話題に集中するのがベター。

以前より成長した自分、別れた原因を克服した自分を見てもらうことが、復縁には欠かせません。過去は持ち出さず、これからの2人を考えてもらえるような会話を心がけましょう。

(4)元カレの言いなりになる

男性の中には、元カノの「よりを戻したい気持ち」を利用して都合よく扱おうとする人もいます。

夜中でも平気で呼び出したり、関係を曖昧にしたまま体の関係を求めてきたり……。「俺とまた付き合いたいんだろ?」と言われれば断りにくくなりますが、そんな男性と本当によりを戻したいですか?

男性の言いなりになると、逆に復縁から遠ざかります。いつまでも「都合のいい女」として扱われ、新しい彼女ができれば簡単に捨てられる可能性を忘れずにいてください。元カノをひとりの女性として尊重できないような男性なら、そもそも復縁すべきかを考え直す必要があります。

復縁するための3つのステップ

男性心理やNG行動がわかったところで、いよいよ復縁までのステップについてです。

(1)冷却期間を置く

別れた直後は、感情が不安定で元カレに泣いてすがりたくなる瞬間もありますが、そんな姿こそ復縁を遠ざけます。

関係を終わりにしたいという男性の気持ちを受け止め、潔く離れることで、マイナスなイメージを残さず男性の中にも嫌な感情を植え付けません。

別れたあとは、彼の前から消える冷却期間を作りましょう。目安となる冷却期間は、少なくとも1カ月。連絡をしないことで元カレの中にあるあなたの記憶が薄れるかもと不安になる必要はありません。このときに集中するべきなのは、元カレではなくまずあなたが冷静になることです。

付き合っていたときの自分を振り返り、どうして別れることになったのか、元カレの気持ちを改めて考えましょう。あなた自身にまず痛みを回復する時間が必要であり、気配を消すことで男性も落ち着いてあなたのことを考えられるようになります。よりを戻すには、あなたが変わらなければいけません。その最初のステップとして、元カレと接触しない冷却期間を作り、自分を立て直しましょう

参考記事はこちら▼

(2)別れた原因と向き合う

心が落ち着いたら、別れた原因と向き合います。元カレが別れを決めるには、必ず受け入れられない部分があなたにあるはずです。それを解決しない限り、どれだけ時間をかけても復縁はかないません。

忘れてはいけないのは、その原因が男性の愛情を超えるストレスであったことです。好きな女性との別れを喜ぶ男性はおらず、決めた男性は大きな痛みを抱えます。その思いを尊重するためにも、振られた原因をしっかりと克服しましょう。

紙に書き出してみたり、友だちに頼んで客観的に見てもらったりするなど、自己満足で終わらないやり方を考えられるとなおよいでしょう。

(3)元カレの前では堂々とふるまう

冷却期間で心を落ち着け、別れた原因も解決できてはじめて、元カレの前に立つ準備が整います。

いざ連絡を取ろうとしたり会おうとしたりすると、「嫌な顔をされたらどうしよう」と不安になるかもしれませんが、自信のないあなたを見せても元カレの心は動きません。やるべきことをやったなら、胸を張って元カレと向き合うのが正解です。

以前とはちがうあなた、成長したあなた、より魅力的になったあなたを元カレに知ってもらうのが、大切です。堂々とふるまうことで男性は新鮮さを覚え、新しい気持ちであなたを受け止めてくれます。

心が折れそうになったら?

復縁するためにがんばっているけど、なかなかうまくいかず、もう諦めたほうがいいのかなと心が折れそうになるときもあるでしょう。

最初にも書きましたが、復縁はゼロではなくマイナスからのスタートです。一度終わった関係をふたたびつなぐのは簡単なことではなく、元カレの気持ちが前向きにならない限りよりを戻すことはできません。うまくいかないときは、どこかで焦っていたり無理をしていたり、元カレの心が置いてけぼりになっている可能性があります。

「復縁しても大丈夫なのかな」と考えこめば、元カレにもその不安が伝わり、あなたと距離を置いてしまうかもしれません。時間がかかることを恐れず、自分の気持ちを信じること。「彼を愛する自分」を見失わないことが、つらい時間を乗り越えて幸せな未来をつかむためには大切です。

復縁はひとりではかなわないことを忘れない

当たり前ですが、自分だけがよりを戻したいと思っても、元カレが同じ気持ちでなければ関係はよくなりません。マイナスからのスタートなら、自分の都合ばかり押し付けるのは逆効果。男性の状態や気持ちを考え、それに合わせて信頼関係を築いていく姿勢が、自然と「また付き合いたい」思いを呼び起こします。復縁はひとりではかなわないからこそ、お互いの気持ちを理解して進めていくことの重要さを心に留めておいてくださいね。

(ひろたかおり)

※画像はイメージです

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