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初心者でも簡単。アイラインの引き方【一重・二重・奥二重のコツ】

西田美穂(カラーアナリスト/美容研究家)

アイラインがキマると、目元パッチリでテンションも上がりますよね。でも、慣れないうちは、ラインがガタガタになってしまったり、イメージ通りにアイラインが引けないとガッカリしてしまうこともあるでしょう。そんな初心者でも簡単にできるアイラインの上手な引き方を、カラーアナリストで美容研究家の西田美穂さんに解説していただきました。

初心者あるある! 失敗しがちなアイラインの引き方

まず、ついやってしまいがちなアイラインの失敗例をいくつか挙げていきます。アイラインを引くのが苦手な方や初心者の方は、特に気をつけましょう。

全体的に太い

目を大きく見せたい気持ちから、リキッドで描いた太いライン。不自然でやりすぎ感が出てしまい、まぶたが重く暗く見えてしまいます。

目全体を囲んでしまう

目をぱっちり見せるため、目のフレームを囲ってしまえばいいわけではありません。暗い色で囲むことによって白目の面積が縮小して見え、目が小さく見えてしまいます。

ラインを伸ばしすぎる

目の横幅を強調するために、目尻から横に伸ばしたライン。5mm程度ならいいのですが、1cm以上になると、特に横から見たときに不自然な線に見えてしまいます。

初心者は特に気をつけたいNG例

まつ毛のすき間が埋まっていない

まつ毛のすき間を埋めずに、まつ毛の上に線が乗っているような状態。ラインがまつ毛の生え際及び目のラインになじまないと、ラインの効果を発揮できず、不自然に見えてしまいます。

簡単キレイ! 思い通りに描けるアイラインの引き方

初心者でも簡単キレイにアイラインが引ける、ポイントを紹介します。

まぶたを引っ張る

まぶたの皮膚を斜め上に引っ張り、目を閉じようとすると、まつ毛の上の皮膚が伸びてフラットな状態になります。

肘と手首を固定させる

手鏡ではなくスタンド型の鏡を用意します。肘をテーブルにつき、アイライナーを持つ手の側面(小指の外側)を頬にピタリとつけた状態にすると、ブレを防止できます。

点を打つように描く

最初から線をキレイに描こうとするのでなく、点をつなげて線を描くつもりで引きましょう。まつ毛の間を点々と埋めたあとに、短い線を少しずつつなげてラインを取ります。

目のタイプ別・アイラインの引き方

一重、二重、奥二重と、目のタイプ別に、似合うアイラインがちがいます。ここでは、目のタイプ別・アイラインをキレイに引くコツを紹介します。

一重の場合

似合うアイライン:目尻を強調した、ハネ上げライン

上まつ毛の間全体を埋めたあとに、黒目の上の粘膜にもインラインを入れます。次に、目の中央から目尻にかけて、だんだん太くなるようにラインを足していきます。ラインの終点をややハネ上げた形にして目尻を強調します。

ポイント

一重の場合、太くラインを入れると伏し目のときに黒々として怖くなってしまいます。よって、無理に全体を太く引かずに細くてもフレーム感を出した上で、目を開けたときに見える部分で強調するほうが自然でキレイに見えます。まつ毛のキワをハネ上げても派手に見えずセクシーさが増すのは、一重の方の特権です。

二重の場合

似合うアイライン:とにかく細く

上まつ毛の間全体を埋めるだけで十分です。さらにラインを入れたい場合には、1mmを目安に細く、細く、を心がけて。ラインの終点を延長するなら5mm以内に。

ポイント

もともと目がパッチリ見える二重の場合、引いたラインが目を開けた状態でもしっかり見えます。よって、二重の幅にラインがぺったり入っていると、やりすぎ感が出やすくなってしまうので要注意。二重の幅を生かしたいので、極細にします。まつ毛の間を埋めてフレーム感をつけるだけで、くっきりと見えるのが二重の方のいいところ。

奥二重の場合

似合うアイライン:目尻を太くした、長めのライン

上まつ毛の間全体を埋めたあとに、目の中央から目尻にかけてだんだん太くなるようにラインを足していきます。ラインの終点を水平気味に目尻から5mmほど延長して、切れ長に仕上げます。

ポイント

奥二重の場合は、まぶたの皮膚がかぶっているので、太くラインを引いてもほとんど見えなくなってしまいます。よって、一重の方と同様に、細くフレーム感を出した上で、目を開けているときに見える箇所である目尻を強調する方向で仕上げます。目尻側が二重になっている方が多く、徐々に太くするラインにすることで目を開けているときにも効果的に見えます。長さを出して、よりスッキリと見せて。

「アイラインの上手な引き方」まとめ

アイラインの上手な引き方を目のタイプ別に紹介してきましたが、いかがでしたか? 細かく繊細なテクニックが必要ですが、アイライン次第で魅力をアップさせることが可能です。理想の目元に近づけるよう、上手な引き方をマスターしてくださいね。

(監修:西田美穂)

※写真はイメージです

※この記事は2017年10月31日に公開されたものです

西田美穂(カラーアナリスト/美容研究家)

カラーアナリスト・美容研究家
1984年生まれ。建築業界勤務を経て、カラーリストに転身。ビューティーカラーアナリストの海保麻里子氏に師事し、パーソナルカラーの技術を習得。また、世界的に活躍するメイクアップアーティストNATSUKA氏に師事、一流のメイクアップ技術を学ぶ。現在、パーソナルカラー診断士として活動中。

<保有資格>
文部科学省後援AFT 1級色彩コーディネーター
日本パーソナルカラー協会認定パーソナルカラーアドバイザー
色彩技能パーソナルカラー検定モジュール3(最上級)
インテリア産業協会 インテリアコーディネーター
東京商工会議所 福祉住環境コーディネーター2級
商業施設技術団体連合会 商業施設士

●Instagram
http://instagram.com/mihocolor

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