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【パーツ別】ニキビができる場所によって原因がちがう!? 正しい対処法とは?

宇井千穂

いろいろなケアを試しているのに、まったくニキビが治らないと、やるせない気持ちになってしまいますよね。もしかすると、あなたのニキビケアはまちがっているのかも……! 実は、ニキビのできる場所によって原因や対処法が異なるので、場所ごとにケアを変えたほうが効果的です。そこで今回は、ニキビができる場所ごとの原因と対処法について、皮膚科医の宇井千穂先生に解説してもらいました。

ニキビを気にする女性

<目次>

ニキビができる共通の原因と対処法

まずは、ニキビができる共通の原因と基本のケアについて、チェックしていきましょう。

チェック

原因

ニキビができる共通の原因は、ホルモンバランスの乱れや皮脂の増加、角化異常、細菌感染がメインですが、ほかにも家族性(遺伝)の先天的要因や、食事や化粧品、外的刺激などの後天的要因など、複数の要因が関与するといわれています。

対処法

(1)規則正しい生活を送る

規則正しい生活をして、ホルモンバランスをととのえたり、便通をよくしましょう。

(2)スキンケアを見直す

洗顔方法や、化粧品の見直しをして、肌への外的刺激を避けることも大切です。洗顔は、しっかり泡立てて、皮膚への摩擦を軽減させるように洗ってください。また、ファンデーションは、毛穴をふさがないように、油分の少ないものを選びましょう。

(3)抗菌薬を服用する

炎症性ニキビによりアクネ菌が増殖してしまった場合、抗菌薬を服用したり、外用することがあります。軽症から最重症な人まで、幅広く使われます。

(4)保湿をする

ニキビがある人は肌を乾燥させがちですが、角質が厚くなったり、皮膚のバリア機能を低下させることにつながります。保湿はしっかりとしましょう。

(5)ニキビに効く栄養素を摂る

肌を健康に保つためにビタミン豊富な野菜を積極的に摂りましょう。また、便秘予防にもなる食物繊維もオススメ。しかし、一般的に特定の食べ物だけを摂取していればいいというわけではないので、バランスのいい食事を心がけることが大切です。

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