「生活感」とは？　生活感がある人とない人の違い

更新: 2023.01.18

男性でも女性でも、なぜか生活感がプンプンにじみ出ている人と生活感がまったくない人っていますよね。見た目だけの問題ではなさそうですが、一体どんなちがいがあってそう感じるのでしょうか。調べてみましょう！

生活感とは

そもそも生活感とは、以下のような意味を持つ言葉です。

せいかつ‐かん〔セイクワツ‐〕【生活感】 の解説
喜怒哀楽の感情を持ち、学び、働くなどの活動を行う、人らしい雰囲気。また、住まいについて、いかにも人が暮らす所という感じ。「―のある人」「―の漂う部屋」

出典：『デジタル大辞泉』（小学館）

生活感を端的にまとめると「人間らしい雰囲気」のこと。例えば生活感がある人には人間味があり、親しみやすさを感じる人が多いでしょう。

また辞書にもある通り、「生活感がある家」という表現をすることもあります。これはいかにも人が住んでいる家だというように、日用品がたくさん置いてあったり、生活に必要な物が出しっぱなしになっていたりする部屋を指します。

では、生活感がある人とない人にはどんな違いがあるのでしょうか。アンケートで集まった回答を見ていきましょう。

・「所帯じみているかどうか、料理などをしている人には生活感がある」（24歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）

・「最低限の調理器具や掃除用具があるかないか」（26歳／団体・公益法人・官公庁／営業職）

・「調理器具に使用感があると生活感もでる。ない人は、ただ家にいないから家がきれい」（29歳／その他／その他）

悪く言えば所帯じみているのかもしれませんが、よく言えば家庭的なのがきちんと家事をこなす人。日頃から自分で家事をしているかなどが、生活感を感じるひとつの大きなポイントのようです。

・「お金の遣い方。生活感のある人は節制していて、無い人は金遣いが荒いと思う」（27歳／建設・土木／事務系専門職）

・「お金が貯まるか貯まらないかの差があると思う」（31歳／商社・卸／事務系専門職）

・「生活感がある人は計画的に買い物をするが、ない人はいきあたりばったり」（33歳／金属・鉄鋼・化学／技術職）

生活感のある人は自分で家事をこなす印象がありますから、買い物なども計画的にきちんとやりくりをしている印象ですよね。節制していて積極的に貯金をしているかなども判断基準になりそう。

・「ものをたくさん持っているか、いないか」（29歳／情報・IT／技術職）

・「日常で使うものがあるかないか」（30歳／人材派遣・人材紹介／秘書・アシスタント職）

家事がそこそこ出来ても、お金の使い方がうまくない人は無駄な物を買って物を増やしてしまいがち。生活感のない人は無駄な物を一切もっていないイメージが強いですよね。

・「生活感がある人は髪が乱れていたり、服が汚れていたり、ファッションに隙がある人。生活感がない人は常にピシっとしている印象」（24歳／食品・飲料／専門職）

・「ヒゲのそり残しがあったり、ちょっとだらしない部分があるのが生活感のある人。いつでも完璧に手入れされた印象を受けるのが生活感がない人」（27歳／金融・証券／事務系専門職）

・「家でどんなふうに過ごしているか推測できるかできないか」（31歳／医療・福祉／専門職）

家では誰も見ていないですしダラダラのびのび過ごしたいものですが、だらしない生活をしているかどうかも生活感をかもし出すことに直結しているようです。

いかがでしたか？　生活感がある・ないで、人の良しあしは決まりませんが、ある程度の傾向のようなものがわかった気がします。あなたはどちらのタイプに当てはまりますか？

生活感があるのは悪いことではありません。生活感がある人は親しみやすい雰囲気を持っており、好感度が高い傾向にあるからです。

しかし中には「何で生活感が出てしまうの？」と気になっている人もいるかもしれません。生活感が出る理由には、以下のようなものが考えられます。

・ラフな服装をしている

・髪に寝ぐせがついていたり、傷んでいたりする

・いつもお弁当を持参している

・倹約家のイメージが強いなど

このように、見た目で生活感を感じられることもあれば、日々の言動から生活感がにじみ出ていることもあります。

生活感があるのは良いことなので、隠そうとするよりもその魅力をさらにアピールするのがおすすめ。しかし、もしも生活感を少し隠したい場合、服装をかっちりめにキメてみたり、ばっちりメイクにしてみたりと工夫すると良いかもしれません。

（ファナティック）

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数226件（23歳～34歳の働く女性）

※この記事は2015年11月04日に公開されたものです

ファナティック（編集プロダクション）

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。